【親のための亜細亜大学ガイド】全5学部の特徴・雰囲気・就職をやさしく解説

亜細亜大学とは?

亜細亜大学は東京都武蔵野市に位置する私立大学で、「アジアから世界へ」を掲げたグローバル志向と、実学に根ざした教育に強みを持つ大学です。
語学教育、留学制度、資格取得支援などが整っており、将来を見据えた進路設計を支援する体制も充実しています。


経済学部

特徴

マクロ経済・ミクロ経済・国際経済・公共政策など、多面的に経済を学び、社会の仕組みを理解する力を養います。経済データを読み解く力も重視され、分析力が求められる現代社会に対応した教育が魅力です。

雰囲気

冷静で論理的な学生が多く、社会の流れに敏感なタイプが多い印象です。コツコツ学びながら自分の考えを深めたいタイプに向いています。

主な進路

  • 金融・証券・保険・メーカー
  • 公務員(経済・財政・税務系)
  • 流通・物流・インフラ関連
  • 一般企業の企画・営業など

経営学部

特徴

企業経営の基礎から応用まで学び、特にマーケティング、会計、組織運営、人材マネジメントなど幅広く学べます。企業や地域との連携プロジェクトが豊富で、ビジネス現場で役立つ実践力が身につきます。

雰囲気

起業志向やリーダーシップに関心のある学生が多く、活発でチャレンジ精神旺盛な雰囲気です。自分の意見を発信しやすい環境も整っています。

主な進路

  • IT・ベンチャー企業
  • 一般企業(営業・企画・広報)
  • 会計事務所、商社、コンサルなど
  • 起業や家業の継承を目指す学生も

法学部

特徴

民法・刑法・憲法をはじめ、企業法務や行政法まで網羅。法律的思考を通じて論理力・交渉力を磨きます。公務員試験や法律資格を目指す学生にも手厚い指導が行われます。

雰囲気

真面目で誠実な学生が多く、静かな環境で集中して学びたいタイプに向いています。将来を見据えて早くから勉強を始める傾向も。

主な進路

  • 国家・地方公務員(行政・警察・消防)
  • 金融・保険業界(コンプライアンス部門など)
  • 法務職、司法書士・行政書士などの専門職
  • 一般企業の法務・総務部門

国際関係学部

特徴

国際政治、経済、文化、語学を総合的に学び、グローバルな視野で物事を考える力を養います。英語や中国語などの語学教育にも注力しており、留学や国際交流も活発です。

雰囲気

明るく国際志向のある学生が多く、語学や海外への関心が高い環境です。外国人留学生との交流も日常的に行われ、実践的に語学を使う機会も多いです。

主な進路

  • 航空・観光・ホテル業界
  • 外資系企業・国際機関
  • 語学教育、NGO、通訳・翻訳など
  • 商社や貿易業務も人気

社会学部

特徴

現代社会の課題(ジェンダー、メディア、教育、福祉、環境など)を多角的に分析し、「人と社会のつながり」を深く理解する学部です。フィールドワークやデータ分析など、社会を読み解く実践的な手法も学べます。

雰囲気

人間観察や社会問題に関心のある学生が多く、優しく思慮深いタイプが多い印象です。学びのテーマが多様なため、自由な雰囲気の中で自分の興味を深められます。

主な進路

  • マスコミ・出版・広告・教育関連
  • NPO・福祉団体・地方自治体
  • 一般企業(人事・企画・営業)
  • 大学院進学や研究職を目指す学生も

就職と進路支援体制

  • 専任スタッフによる個別進路相談やキャリア面談
  • 学内企業説明会やインターンシップ紹介制度
  • TOEIC対策や資格取得講座も実施
  • 海外志向の学生には国際キャリア支援もあり

まとめ|グローバル感覚と“実学”を備えた中堅私大

亜細亜大学は、国際教育・語学力・就職支援のバランスが取れた中堅私立大学です。
「安定した環境で、将来に役立つ力をつけてほしい」と願う保護者にとって、安心感のある進学先といえるでしょう。社会に出て即戦力となる“考え、動ける学生”を育てる大学です。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。