【親向け】東海大学 政治経済学部の学び・雰囲気・就職をやさしく紹介!


政治経済って、難しそう?数字と制度の世界?

親: 「政治経済学部」って聞くと、ニュースとか新聞に出てくるような、難しそうな話ばかりなのかしら…?

子: うん、たしかにそういうイメージあるよね。でも東海大学の政治経済学部は、もっと**“生活に根ざした視点”で学び始める**んだよ。

親: たとえばどんなところから?

子: 「どうして電車代が値上がりするの?」「高校無償化ってなぜ必要なの?」「選挙に行かない若者が多いのはなぜ?」っていうような、身近な疑問から社会の仕組みに目を向けていく感じ。


どんなことを学ぶの?“制度”と“人間”を両方見る力

親: 政治や経済って、制度とか統計ばかり学ぶの?

子: たしかに制度や理論も学ぶけど、同時に**「人はなぜ動くのか」「社会はどう変えられるのか」っていう“人間側”の視点も大事にしてる**んだよ。

東海大学の政治経済学部では、大きく次のような分野を横断的に学べるよ:

  • 政治学:民主主義、選挙、政治思想、公共政策
  • 経済学:市場の仕組み、財政、金融、所得格差、経済成長
  • 社会政策・行政学:少子化対策、地域福祉、NPO、環境政策
  • 国際関係:グローバル経済、国際協力、安全保障、SDGs

親: 意外と“人と社会”を考える、人間くさい学問なのね。

子: まさに!「数字を読み、人を想像し、社会を変える」――それがこの学部の面白さだよ。


学び方は?講義だけじゃない“リアルに触れる”体験も

親: こういう学部って、講義をずっと聞いてるイメージがあるけど、実践的なこともあるの?

子: あるある!東海大学の政治経済学部は、“現場に出る”ことを重視してるんだ。
たとえば…

  • 地方議会の傍聴や選挙ボランティア
  • 企業のCSR活動に関するフィールドワーク
  • 貧困や気候変動に関する街頭調査
  • 高校生向けの主権者教育ワークショップの企画

など、社会を肌で感じながら学ぶ機会がちゃんとあるよ。

親: 単なる知識じゃなくて、“どう動くか”を考える場所なのね。

子: うん。先生たちも「社会の当事者として学んでほしい」ってよく言ってて、“教室の外にも学びがある”って空気が強い学部なんだ。


学生の雰囲気は?政治オタクばかりじゃない?

親: 政治とか経済とかって、すごく専門的な話を好む子ばかりなの?

子: そう思われがちだけど、実際には**「社会の仕組みに疑問をもった子」が集まってる**って感じ。
だから、

  • ニュース好きな子
  • 環境や貧困に関心がある子
  • 地元の活性化に関わりたい子
  • 企業の仕組みに興味がある子

…いろんなタイプがいて、それぞれの“気になること”から出発してる。

親: なるほど。「正解を知ってる」より、「問いを持ってる」子の方が多いのね。

子: そう!むしろこの学部は、「まだ答えは出てないけど、考えてみたい」っていう子が活躍できる場所だと思うな。


卒業後は?公務員だけじゃない進路の広がり

親: 政治経済学部って、やっぱり公務員になる人が多いの?

子: 公務員は人気だけど、それだけじゃないよ。実は民間企業にも強いんだ。

進路の例で言うと:

  • 【公務員】市役所、県庁、中央省庁、国税専門官、警察官
  • 【企業】銀行、保険、商社、人材サービス、メーカー
  • 【NPO・教育】市民活動団体、大学職員、高校社会科教員
  • 【大学院】政策研究、国際協力、経済分析などへの進学

親: 社会の仕組みを広く学んでるから、どこでも応用できるのね。

子: うん。「法学部よりやわらかく、経済学部より人間的」っていう絶妙なポジションがあって、いろんな業界に進める土台があるよ。


印象に残った学びは?“誰のためのルールか”を考える時間

親: あなた自身、印象に残っている授業ってあった?

子: 「社会保障論」の授業で、先生が言った言葉がすごく残ってる。
「制度を学ぶときは、必ず“誰が助かって、誰がこぼれているか”を想像しなさい」って。
ルールを作ることも、壊すことも、全部“人の人生”が関わってるんだって気づいた。


最後に、保護者の方へ

親: 政治とか経済って難しそうで遠い存在だったけど、実は「暮らし」の話なのね。

子: そう、東海大学の政治経済学部は、「社会をよりよくしたい」という小さな気づきを、学問に変えて育ててくれる学部なんだ。
“学ぶための学び”じゃなくて、“生きるための学び”ができる場所って思ってる。

親: どんな子に向いていると思う?

子: 「社会って何かおかしいな」「世の中の仕組みが知りたい」「誰かの役に立つ仕事がしたい」――
そんな**“問い”や“まなざし”を持ってる子**なら、きっとこの学部で伸びていけると思うよ!

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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