【親のための新潟県立大学ガイド】国際・経済・福祉・人間理解を育む地域密着の公立大学

新潟県立大学とは?

新潟県立大学は、新潟市東区に位置する公立大学で、国際性と地域性の両立を掲げた教育を行っています。
少人数教育を基本に、グローバルな視点×地域社会への貢献を軸とし、語学・経済・福祉・栄養など多様な分野で、実践力ある人材の育成に力を注いでいます。

現在は以下の3学部を設置しています:


国際地域学部

  • 特徴:英語力を基盤に、国際協力・異文化理解・地域活性などを学ぶ。海外研修やフィールドワークも重視。
  • 雰囲気:グローバル志向の学生が多く、語学や国際問題への関心が高い。多様性に開かれた自由な空気感。
  • 主な進路:自治体・NPO・観光・航空業界・留学支援・国際交流団体など。

国際経済学部

  • 特徴:経済・経営・データ分析を国際的視点で学び、地域経済やビジネス課題の解決に挑む。英語科目も充実。
  • 雰囲気:数字に強く論理的に考えるタイプが多く、地域経済や国際ビジネスに関心のある学生が中心。
  • 主な進路:金融・商社・メーカー・IT・公務員・地域企業・国際機関など。

人間生活学部

  • 特徴:福祉・栄養・子ども支援・教育など、人々の暮らしを支える学びを展開。社会福祉士や栄養士の資格取得に対応。
  • 雰囲気:人に優しく、福祉や子育て支援に熱意のある学生が多い。現場重視の実習に前向き。
  • 主な進路:福祉施設・保育園・小学校・行政(福祉職)・病院(栄養士)・教員・大学院進学など。

就職とキャリア支援体制

  • 学部ごとに専門職・一般職・公務員など多様な就職先に対応した進路指導
  • 履歴書・面接練習、進路相談、資格試験対策講座も充実
  • 地元企業や行政との連携が強く、新潟県内での就職実績が豊富
  • 国際志向の学生には留学支援・外資系企業向け就職対策もあり

まとめ|“地域と世界をつなぐ人材”を育てる公立大学

新潟県立大学は、

  • 国際地域・国際経済・福祉生活支援といった現代社会に必要な分野を、
  • 実践的かつ地域密着型のカリキュラムで学べる大学です。

「子どもには語学力や資格を活かしながら、人や社会に貢献してほしい」と願う保護者にとって、
確かな学びと就職力を兼ね備えた、安心の進学先といえるでしょう。

世界と地域、どちらにも根を張って生きる力を、ここで育てます。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。