経営情報ってなに?経営と情報って別じゃないの?
親: 「経営情報学部」って珍しい名前ね。経営と情報ってどう関係してるの?
子: 一言で言うと、「経営戦略をデータやITで支える人材」を育てる学部だよ。
企業が何を売るか、どう売るかを考える“経営”と、それを支える“情報(ICTや分析)”を組み合わせて学ぶの。
親: なるほど。文系と理系をミックスしたようなイメージ?
子: そうそう。新潟国際情報大学では**「文理融合」型の実学教育**が特徴なんだ。
どんなことを学ぶの?経営と情報のバランスは?
親: 実際に学ぶ内容ってどんなものなの?
子: 大きく分けて経営・情報・データ活用・英語・地域連携の5本柱で学んでいくよ。
●経営分野
- 経営学、マーケティング、組織論
- 会計学、ファイナンス、経営戦略
●情報分野
- プログラミング(Python、Excel VBAなど)
- 情報システム、ネットワーク、セキュリティ
- データベース設計、AI・IoT基礎
●データ活用
- 統計学・データ分析
- BIツール(Tableauなど)を使った可視化演習
- 地域課題を扱うプロジェクト型授業も
親: 技術だけじゃなく、経営の視点も一緒に身につくのね。
子: うん。**「情報がわかる経営人材」や「経営がわかる情報人材」**をめざすカリキュラムなんだよ。
英語や国際系の授業もあるの?
親: 「国際情報大学」っていうくらいだから、英語の授業もあるの?
子: あるよ!TOEIC対策や実用英語はもちろん、英語でプレゼンをしたり、国際ビジネスの基礎を学んだりする授業もあるよ。
- グローバル企業と経営
- 異文化理解とコミュニケーション
- 海外インターンシップ(希望制)
親: ITだけじゃなくて、国際感覚も育てられるのね。
子: うん、新潟発でも世界を意識した人材を育てる大学なんだ!
学生の雰囲気は?理系っぽい?ビジネス志向?
親: 経営×情報って、ちょっとお堅いイメージがあるけど、学生の雰囲気はどうなの?
子: 意外とバラバラで、多様なタイプの子がいるよ。
- 情報系が得意でプログラミングが好きな子
- 起業やマーケティングに興味がある子
- 地元企業で働きたい実直な子
- データ分析や経済に関心がある文系タイプ
親: 専門性があっても、硬すぎない感じ?
子: うん、地方大学らしいあたたかさと、挑戦を応援する空気が両立してる印象かな。
実習や課外活動は?企業との連携もある?
親: 実際の企業と関わる機会もあるの?
子: あるある!たとえば…
- 地元企業と連携した商品開発やデータ分析プロジェクト
- 地域の課題(人口減少、観光など)をテーマにした課題解決演習
- 学内のICTスタジオでアプリ制作やシステム構築にも挑戦できる
親: 机の上だけじゃなく、現場で使える力も身につくのね。
子: そう、「地域で実践し、社会で活かせる人材」をめざしてるんだ!
資格や就職は?安定した職業につける?
親: 就職はどう?資格とか強みになるの?
子: 情報と経営を学んでいるから、幅広い業界に強いよ!
●めざせる資格
- ITパスポート、基本情報技術者試験
- MOS、簿記、TOEIC
- 応用情報技術者や高度情報資格にも挑戦可
●主な就職先
- IT企業(SE、プログラマー)
- 金融・保険業(データ分析、営業)
- メーカー・商社・流通の総合職
- 地方自治体、公共団体の情報部門
親: 理系・文系どっちにも対応できる感じがするわね。
子: まさにその通り!**「情報×経営=就職の選択肢が広がる」**のが、この学部の強み!
印象に残った授業は?“自分で動く”学び
親: 印象に残った授業ってある?
子: 「地域経済分析演習」かな。実際の観光地のSNSデータを分析して、改善案をプレゼンしたんだ。
自分の提案で「それ、採用してみようかな」って企業の人に言われたときは、ほんとにうれしかった!
「学びが社会に直結してる」って実感できた瞬間だったよ。
最後に、保護者の方へ
親: 経営と情報の融合って、将来性があるのね。
子: そう。新潟国際情報大学の経営情報学部は、“これからの社会を支える力”を育てる学部だと思う。
- 経営センス
- ITスキル
- 地域とのつながり
- 国際感覚
これらをバランスよく育てるから、**どんな未来にも対応できる人材になれるんだよ。
親: どんな子にすすめたい?
子: 「文系だけどITも気になる」「経営の仕組みを知りたい」「データで社会を変えたい」――
そんな**“発想と実行力を育てたい子”**に、ぴったりの学部だよ!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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