公立小松大学とは?
公立小松大学は、2018年に石川県小松市に設立された新しい総合公立大学です。
「地域とともに世界で活躍できる人材の育成」を理念に、医療・工学・国際分野の3学部体制で、実践的かつ高度な専門教育を提供しています。
1学年約250人という少人数制により、きめ細かな指導と就職支援が受けられるのが特長です。
生産システム科学部
特徴
機械・電子・情報・システム工学などを学び、地域の製造業や先端産業に貢献する技術者を育成する学部。PBL(課題解決型学習)や地域企業との連携も豊富です。
雰囲気
理系らしく落ち着いた学生が多く、ものづくりやシステム開発への関心が高い。自主的に開発や研究に取り組む雰囲気があります。
主な進路
- 製造業(機械・電子・IT系)の技術職
- 地元企業の開発・設計・保守部門
- 大学院進学/公務員(技術職)
保健医療学部
特徴
看護学科・臨床工学科の2学科構成で、**チーム医療の現場を支える専門職(看護師・臨床工学技士)**を育成。国家試験対策・臨地実習が非常に充実しています。
雰囲気
医療への志が高く、実直でやさしい学生が多いです。仲間と支え合いながら学ぶ環境が整っており、学年を超えた交流も活発です。
主な進路
- 看護師(病院・クリニック・訪問看護)
- 臨床工学技士(病院の医療機器管理部門)
- 医療系大学院/公務員(保健所など)
国際文化交流学部
特徴
英語・異文化理解・日本文化・地域連携を通じて、地域と世界をつなぐコミュニケーション力と発信力を育てる学部。留学や観光・国際交流に関する学びも充実。
雰囲気
明るく好奇心旺盛な学生が多く、英語・旅行・国際問題に興味を持つ人が中心。地元と世界の両方を見据える柔軟な思考を持つ学生が多いです。
主な進路
- 観光・航空・ホテル業界
- 地方自治体(国際交流・観光振興)
- 教員(英語)/企業の海外事業部門
就職・キャリア支援
- 就職率は毎年90%以上を安定して達成
- 地元企業・病院・自治体とのネットワークが強く、地元志向の学生に強い
- キャリア教育・インターン・履歴書指導・模擬面接など実践型支援が手厚い
まとめ|「地域と世界で活躍する力」を少人数でしっかり育てる大学
公立小松大学は、
- 工学・医療・国際の3分野で専門力と社会性を育み、
- 石川県を中心とした地域と深くつながる実学教育を提供しています。
「実践的な学びで社会に通用する力をつけてほしい」
「地元で安定して働いてほしいが、将来は世界も見てほしい」
そんな想いを持つ保護者にとって、公立小松大学は信頼できる進学先です。
“地域に根ざし、世界を見据える学び”をこの大学から。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。