「経済情報学部」ってなに?経済と情報ってどう関係あるの?
親: 「経済情報学部」って名前、ちょっと不思議ね。経済と情報って、別の分野じゃないの?
子: 実はすごく関係が深いんだよ。今の社会やビジネスでは、経済の動きや企業の判断が、情報やデータと密接に結びついてるからなんだ。
親: たとえば?
子: たとえば、物価の動きや景気の予測、マーケティングの意思決定とか。数字やデータを読んで判断する力は、どんな業界でも求められているんだよ。
学びの特徴は?経済×経営×情報で現代社会に対応!
親: 具体的にどんなことを学ぶの?
子: 大きく3つの領域を軸にして、社会やビジネスの課題に対応できる力を育てるよ。
① 経済学(社会のしくみ・政策理解)
- マクロ経済、ミクロ経済、公共経済、国際経済など
- 社会全体の動きや、身近な暮らしに関わる経済の視点を身につける
② 経営学(企業活動・マネジメント)
- マーケティング、経営戦略、組織論、人材マネジメントなど
- 地元企業とのプロジェクトやビジネスコンテストにも挑戦できる
③ 情報学(ICT・統計・データ分析)
- プログラミング、データベース、AI、IoT、統計解析など
- データに基づいて課題を発見・分析・解決するスキルを養う
親: なるほど、「考える力」と「使える技術」の両方が身につくのね。
子: うん。社会で必要な“経済的思考力”と“情報活用力”を同時に学べるのが強みだよ!
実践的な学びが充実!地域や企業と連携したプロジェクトも
親: 授業だけじゃ実感がわかないけど、実践の場もあるの?
子: 岐阜聖徳学園大学では、地域や企業と連携したプロジェクト型授業がたくさんあるよ!
- 地元企業と連携した商品開発・マーケティング調査
- 商店街の活性化や観光プロジェクトへの提案活動
- AI・ビッグデータを使った課題解決型授業
- 学内ビジネスプランコンテストで起業体験にも挑戦できる
親: 動きながら学べるって、今の時代に合ってるわね。
子: うん、「社会に出てから即使える力」が自然と身につくんだ!
学生の雰囲気は?柔軟で好奇心旺盛な子が多い
親: 経済や情報って難しそうだけど、どんな学生が多いの?
子: 専門知識より、社会への関心やチャレンジ精神がある学生が多いよ。
- 将来は公務員や金融業を目指す堅実派
- ITに興味があり、プログラミングや分析が好きな理系気質の子
- 地元企業に貢献したいという地域志向の子
- 起業やマーケティングに興味があるクリエイティブな子
親: 意外と多様なタイプの子が集まってるのね。
子: そう!「何をやりたいか」を見つけながら学べる環境があるから、個性を活かしやすいんだ。
就職や資格は?経済系・情報系・公務員まで幅広く対応
親: 就職の選択肢は広いの?
子: めちゃくちゃ広い!「経済×情報」の学びは、どんな業界にも応用がきくからね。
●主な就職先
- 金融業界(銀行・保険・証券)
- IT企業・システム開発会社
- 製造・流通・サービス業の企画・営業・マーケティング職
- 地方自治体・公務員(行政職、税務職など)
- 会計事務所・コンサルティング会社
●目指せる資格
- 日商簿記検定
- ITパスポート・基本情報技術者
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
- 統計検定、公務員試験対策講座もあり!
親: どの業界にも通用するって、安心材料ね。
子: うん、将来の選択肢を広く持てるのがこの学部の魅力なんだ。
印象に残った学びは?「データの裏側に人がいる」と気づいたとき
親: 印象に残ってる授業や体験はある?
子: マーケティングの授業で、SNS分析を使って地域イベントのPR効果を測ったことかな。
親: 数字を見て終わり、じゃないのね?
子: そう、「いいね」の数だけじゃなくて、誰に届いて、どんな反応があったのかまで考える。
**“データって人の行動の記録”なんだって、すごく実感したよ。
最後に、保護者の方へ
親: 岐阜聖徳学園大学の経済情報学部って、思った以上に実用的で柔軟な学びができるのね。
子: うん。経済・経営・ICTという現代社会に必要な3つの視点を融合した学部なんだ。
- 経済の仕組みと情報技術を融合して学べる
- 実践的なプロジェクトや地域連携が豊富
- 公務員・金融・ITまで幅広い進路に対応
- 社会の課題に挑戦する「実行力」が育つ
親: どんな子におすすめ?
子: 「経済や社会のしくみに興味がある」「情報を使って何かを変えたい」「広い視野で進路を選びたい」――
そんな**“知的好奇心と社会性を持った子”**にぴったりだよ!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
コメント