「商学部」ってどんなところ?“ビジネスの基礎と実践”を学ぶ学部
親: 「商学部」って、経済学部とどう違うの?何を勉強するのかしら。
子: 商学部は、会社のしくみやお金の流れ、マーケティングや商品企画など、より実践的に「ビジネスを動かす力」を学ぶところなんだよ。経営や会計、販売、起業といったリアルなビジネスに直結してるのが特徴かな。
親: なるほど、将来、企業で働くことを意識した学びなのね。
子: そう!商学部は「学んで終わり」じゃなく、「学んで動く」ってスタイルで、実社会で活かせる力を育てているんだ。
実践を重視した“ビジネスを動かす”カリキュラム
経営・会計・マーケティングをバランスよく学ぶ
- 経営戦略、財務、組織マネジメントなどの経営学
- 簿記、企業会計、ファイナンスなどの会計学
- 広告、ブランディング、消費者行動などのマーケティング
子: ビジネスに必要な「数字の理解」「人の動かし方」「売れる仕組み」まで全部学べるんだ。
親: 将来どんな職種につくか、幅広く選べそうね。
ビジネスの現場を学ぶ「体験型授業」が豊富!
- 地元企業や商店街と連携した販売実習
- 学生が商品企画・販売戦略を立てるマーケティング演習
- 地域イベントの企画運営やSNSプロモーション活動
親: 本当にビジネスの現場に立つような授業なのね。
子: うん。たとえば実際に「お店を立ち上げて販売する」なんて授業もあるから、やりがいがあるよ!
2つのコース制で、自分の“やりたい”に合わせて学べる
経営会計コース
- 経営戦略・財務会計・管理会計などを中心に学ぶ
- 簿記や会計資格の取得も支援
- 中小企業や会計事務所への就職にも強い
マーケティングコース
- 広告・流通・ブランド戦略・Webマーケなどを学ぶ
- 消費者ニーズを分析し、ヒット商品を生み出す力を養う
- 広報・営業・企画などの職種に直結
子: 1年次は共通で学んで、2年次から自分の興味に合わせてコースを選べるから安心だよ!
就職に直結する「資格」と「実務経験」が得られる
目指せる資格
- 日商簿記検定(2級・3級)
- 販売士
- ファイナンシャル・プランナー(FP)
- 秘書検定
- マーケティング・ビジネス実務検定
- ITパスポート など
親: 資格って就職に強いの?
子: うん、たとえば簿記は企業の経理部門や事務職でかなり評価されるよ。資格対策講座もあるから、初めてでも安心!
インターンや企業連携も充実!
- 地元企業や大手企業でのインターン制度あり
- ビジネスマナーや業界研究を授業内で実施
- 就職活動を早期から意識した指導体制
子: 3年生になる前からインターンに行く子も多くて、「働くってこういうことか」って実感できるよ!
学生の雰囲気は?明るくて前向きな「実践派」が集まる
親: 商学部ってどんなタイプの子が多いの?
子: 明るくて積極的な子が多いかな。プレゼンやグループワークも多いから、コミュニケーションが得意な子が伸びやすい学部だよ。
親: 文系だけど、アクティブな雰囲気なのね。
子: うん、将来「企業でバリバリ働きたい!」って思ってる子にはぴったり。
就職実績は?企業・業界の幅がとても広い!
主な就職先
- 地元中小企業から大手企業(営業・企画・広報など)
- 金融機関(銀行、信用金庫、保険会社)
- 小売・流通・サービス業界(販売・マーケティング)
- 公務員(市役所、県庁などの一般行政職)
- 会計事務所・税理士事務所(資格取得者)
サポート体制も充実!
- 就職ガイダンス、個別指導、履歴書添削、模擬面接など
- キャリア支援センターとの連携
- 資格講座、インターン斡旋など「実務力」を意識した支援
親: 安定した職種も目指せるし、営業・企画などの“花形”職も狙えるのね。
子: そう!「社会に出たあとの自分」を意識して学べるのが、商学部の良さだよ。
保護者の方へ〜こんなお子さんにおすすめ!
親: 商学部って、ビジネスの基礎を学ぶだけじゃなくて、実践的なんですね。
子: そう!こんなお子さんにぴったりだよ:
- 社会のしくみやビジネスに興味がある
- 将来、企業で活躍したい・起業してみたい
- 数字・お金の流れを理解するのが好き
- チームで何かを作り上げるのが好き
- 現場で学びながら成長したい!
親: “働く力”が自然と身につく、現代的な学部って感じね。
子: まさに!**「将来を自分でつかみにいきたい子」**にとっては、商学部は最高のスタートになるよ!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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