「看護学部」ってどんな学び?“いのち”と“こころ”を支えるプロになる
親: 看護学部って、看護師になるための学部ってことよね?
子: そうだよ。でも、ただ“技術”を覚えるだけじゃなくて、“人の命に向き合う姿勢”や“支える力”も大切にする学部なんだ。愛知県立大学の看護学部では、医療的知識とともに、患者さんの心を理解し寄り添う力もじっくり育てていくのが特徴だよ。
親: なるほど。知識と人間性の両方が求められるのね。
子: うん、患者さんは「病気の人」じゃなくて「一人の人」。その人の生活や背景まで理解して支えるのが看護の本質なんだよ。
専門職を目指す3つの国家資格に対応!“自分らしい看護”が選べる
子: 愛知県立大学の看護学部では、希望と条件を満たせば次の3つの国家資格が目指せるよ。
- 看護師(全員が受験)
- 保健師(選抜制)
- 助産師(助産学特別プログラムで対応)
親: 看護師以外の道もあるのね?
子: そう!保健師は地域の健康を支える“予防の専門家”、助産師は出産に関わる“母子支援の専門家”。進路の幅が広いのもこの学部の強みだよ。
親: 資格ごとにカリキュラムが違うの?
子: 一部専門課程は別だけど、基礎は共通。だから途中で志望が変わっても柔軟に対応できるのが安心ポイントなんだ。
学びの流れは?看護の土台から臨床実習まで6つのステップで積み上げる
1年次:看護の基礎・人間理解・医療のしくみを学ぶ
2年次:解剖学・病理学・薬理学などの医学的知識+演習がスタート
3年次:本格的な臨地実習(病院・地域・在宅など)で“現場”に出る
4年次:統合実習・卒業研究・国家試験対策・進路決定の総仕上げ
子: 特に実習は、県内の大学病院や総合病院、訪問看護ステーション、保健センターなどと連携してるから、リアルな現場での学びが豊富なんだ。
親: 机の上だけじゃなくて、実際に“人と関わる”経験が多いのね。
子: うん、それが看護学部の一番の特長。知識を“人に届ける力”を身につけるのが目的なんだよ。
少人数制+教員の手厚いサポートが魅力!
子: 愛知県立大学は1学年80名ほどの少人数制だから、教員と学生の距離が近くて、質問や相談がしやすいのも魅力なんだ。
- 演習や実技も少人数グループ制で実施
- 実習前・実習中のメンタルケアも丁寧
- 国家試験対策は個別フォロー+模試+ゼミで徹底支援
親: 医療現場ってプレッシャーも多そうだけど、そういうサポートがあるなら安心ね。
子: うん、毎年、国家試験の合格率も全国平均を上回っていて、実績も信頼できるんだ。
学生の雰囲気は?“やさしさ”と“覚悟”を持った人たち
親: 看護学部って、どんな子が多いの?
子: やさしいけど芯がある子が多いよ。人と関わることが好きで、「誰かの役に立ちたい」って気持ちを持ってる子が集まってる。
- 小さいころの入院経験から医療に興味をもった
- 家族の介護を通じて看護職を目指した
- 助けたいという気持ちが強い
- 体力・精神力にも自信がある or 高めたいと思っている
親: 医療職って大変だけど、やりがいがあるのよね。
子: うん、「ありがとう」と言われたときの喜びが、すごく大きいって先輩たちは話してるよ!
卒業後の進路は?臨床・地域・行政・進学…幅広く活躍!
主な就職先
- 大学病院・総合病院(名古屋大学病院、県立病院、民間病院など)
- 保健所・市町村の保健師
- 助産所・産科クリニック(助産師)
- 訪問看護ステーション・介護施設
- 大学院(看護研究・教育職・認定看護師を目指す)
支援体制
- 公務員採用試験対策(保健師)
- 助産学特別プログラム受講者への個別支援
- 国家試験対策講座(秋〜冬にかけて集中実施)
- キャリア支援室+ゼミ教員の二重フォロー体制
親: 病院勤務だけじゃなくて、保健師や訪問看護などいろんな選択肢があるのね。
子: うん、「治す医療」だけじゃなくて「支える医療」「予防の医療」までカバーしてるから、看護師としての働き方が多様なんだよ。
保護者の方へ〜どんな子におすすめ?
親: 愛知県立大学の看護学部、すごく手厚くて、将来も安心できる学部ね。
子: うん!この学部は、
- 看護師・保健師・助産師の国家資格を目指せる
- 実習や演習で“人に寄り添う力”を徹底的に育てる
- 少人数制で学びもメンタル面も丁寧にサポート
- 医療・行政・福祉など多様な進路に対応
- 公立大学なので学費も抑えられ、質の高い教育が受けられる
親: どんな子にぴったりかしら?
子: 「人の役に立ちたい」「命と向き合いたい」「現場で必要とされる力をつけたい」――
そんな**“やさしさと覚悟をあわせ持った子”**にぴったりだよ!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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