工学部ってどんなところ?社会のインフラを“技術で支える”人を育てる学部
親: 「工学部」って理系ってことは分かるけど、何を学ぶのかイメージがつかないわ。
子: 工学部は一言で言えば、「モノづくりと社会インフラを支える学部」だよ。愛知工業大学では、機械、電気電子、応用化学、建築などを専門的に学べて、どの分野も社会に欠かせない技術なんだ。
親: それぞれ専門が違うのね。でも文系出身の親にはピンとこないなあ…。
子: たとえばクルマ、スマホ、家、電気、水道、薬――すべて工学が関わってるんだよ!それを作る・支える力を身につけるのがこの学部なんだ。
学科紹介①:機械学科 ― あらゆる「動き」を支える技術者を育てる
ものづくりの根幹を担う学び
- 機械設計、ロボット工学、流体力学、熱力学、材料力学など
- 3DCADや加工実習、ロボット制御などの実践科目が充実
- 自動車・航空・医療機器など幅広い分野へ対応
子: 愛知はモノづくり県だから、トヨタ関連企業への就職実績も豊富だよ!
学科紹介②:電気電子工学科 ― エネルギーと通信の未来を支える
「電気が通る」だけじゃない、社会インフラを作る学び
- 電力システム、半導体、通信工学、AIエレクトロニクスなど
- IoT・5G・再生可能エネルギーなど最先端技術に対応
- エネルギー管理士や電気主任技術者などの資格も目指せる
親: 電気って、家庭の電気だけじゃなくて産業や通信にも関わるのね。
子: うん、あらゆる技術の“背骨”になってる分野なんだ!
学科紹介③:応用化学科 ― 化学の力で暮らしを豊かにする
身近な製品から環境問題まで幅広く対応
- 有機化学・無機化学・物理化学・分析化学をバランスよく学習
- 医薬・化粧品・素材・環境技術まで多分野で活躍可能
- ラボでの実験が豊富で、“手を動かして学ぶ”スタイル
子: 実験が多いから、自分で考えて確かめる力がしっかり育つよ!
親: 文系の私には未知の世界だけど、生活を支える仕事ね。
学科紹介④:建築学科 ― 人と暮らしの空間をデザインする
理論+デザイン+構造の“トリプル学習”
- 建築設計、都市計画、構造力学、建築史、環境工学など
- 建築士試験対応カリキュラムで資格取得に強い
- 設計課題や模型制作、図面の読み書きも多く実践的
子: 「建てたいものを形にする力」を徹底的に育ててくれるよ!
親: 空間や街づくりを通して、人の暮らしに関われるのは魅力的ね。
工学部の特長①:実験・実習・プロジェクト型学習が豊富
- 年間を通じて行われるラボ演習・設計演習
- チームで製品を作るプロジェクト授業
- コンテストや産学連携課題にチャレンジできる環境
子: 「正解を覚える」んじゃなくて、「どうすれば良くなるかを考える」授業が多いよ!
親: 社会に出てから役立つ力が育ちそうね。
工学部の特長②:資格と就職に直結する学び
目指せる資格(一例)
- 一級建築士・二級建築士
- 電気主任技術者
- 機械設計技術者
- エネルギー管理士
- 高圧ガス製造保安責任者
- 毒物劇物取扱責任者 など
子: 資格は就職でも評価されるし、大学でのサポートも手厚い!
学生の雰囲気は?“まじめでコツコツ、でもチャレンジ精神あり”
親: 工学部って、理系オタクっぽい子ばっかり…?
子: 確かにまじめな子は多いけど、ロボコンや研究発表に熱心だったり、起業志向の子もいたりと、意外とアクティブだよ!
親: 地味だけど芯がある感じ?
子: うん、**「自分の技術で何かを変えたい」**って思ってる子が多い印象!
卒業後の進路は?地元産業に強く、多彩な進路へ!
主な就職先
- トヨタグループ各社、デンソー、アイシン
- 三菱電機、パナソニック、京セラなど電機系大手
- 建設会社、設計事務所、公務員(建築・電気系)
- 化学メーカー、医薬・素材・食品業界
- 情報・通信系企業(システムエンジニアなど)
就職支援も充実!
- 就活ガイダンス、業界研究セミナー
- 教員・OBによる個別サポート
- 地元企業とのマッチング制度あり
親: 安定性もあるし、地元で活躍できるのもいいわね。
子: “専門職としての自信”がつくから、就職にも強いんだ!
保護者の方へ〜こんなお子さんにおすすめ!
親: 工学部って、進路がしっかりしてるし、実用的ね。
子: うん!こんなお子さんにおすすめだよ:
- 数学・理科が好き、得意
- モノづくりや仕組みに興味がある
- チームで課題に取り組むのが好き
- 資格や技術を身につけて社会で活かしたい
- 地元で手に職をつけて働きたいと思っている
親: 技術って、一生モノの財産になるものね。
子: そう。**「技術で社会を支えたい」**って気持ちがあるなら、愛工大の工学部はぴったりだよ!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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