「情報社会学部」って何を学ぶの?“情報と社会”のつながりを読み解く学び
親: 情報社会学部って、理系?それとも文系なの?
子: 実はその中間、“文理融合”の学部なんだよ。ICT(情報通信技術)やSNS、データ活用といった現代の情報社会を分析しながら、実際に活用する力を養う学部なんだ。
親: なんだか今っぽい学部ね。
子: そう!今はどんな仕事でもデジタルとの関わりがあるでしょ?ここでは「情報を読み解く力」と「社会の課題を発見・解決する力」を両方バランスよく育てていくんだよ。
情報を「使う・伝える・分析する」力を身につけるカリキュラム
子: 情報社会学部の学びは、大きく分けて3つの柱から成り立っているよ。
① 情報を“使う”力(ICT・デジタルスキル)
- プログラミング(Pythonなど)やデータベース、Excel演習
- AI、IoT、インターネット社会の仕組みについても理解
- 情報セキュリティ、リテラシーなどの現代的課題にも対応
② 情報を“伝える”力(メディア・コミュニケーション)
- 広報・広告、SNS運用、マスコミュニケーション論
- Webサイト制作、動画編集、プレゼンテーション技法
- 言葉とビジュアルの力を両立して「伝える力」を育てる
③ 情報を“読み解く”力(社会調査・データ分析)
- アンケート調査やインタビュー手法、統計処理
- 社会のトレンドや世論を数値で捉える力を磨く
- データサイエンスの初歩的素養も身につく
親: デジタルだけじゃなくて、人とのつながりや社会の動きも学ぶのね。
子: うん、単なる技術職じゃなく、「人の心や行動を考えながら情報を活用する」学び方なんだ。
実践的な授業が豊富!社会とつながる学びで“使えるスキル”を習得
子: 情報社会学部の魅力は、“手を動かして学ぶ”授業が多いこと!
- 学内メディア発信プロジェクト(学生広報チーム)
- SNS運用・アクセス解析の実習
- 地域企業とのコラボ企画・商品PRプランの制作
- Webメディア制作・動画制作実習
- 社会調査のフィールドワークも実施
親: ただ講義を聞くだけじゃなくて、実際に作ったり、伝えたりするのね。
子: うん!「知識を行動に変える力」が鍛えられるから、就活にも強いんだよ。
学生の雰囲気は?好奇心旺盛で“自分の言葉を持った子”が多い!
親: どんなタイプの子が多いの?
子: 情報社会学部は個性的で自発的な子が多いよ!
- SNSや動画づくりが好き
- 時事問題や社会課題に興味がある
- 文章を書くのが好き or プレゼンが得意
- マーケティングや広報に興味がある
子: 「自分の思いを人に届けたい」「社会の動きに敏感でいたい」っていう子が向いてる学部だと思うな。
親: 技術だけじゃなくて、感性や考える力も育つ学部なのね。
就職は?企業の“情報部門”や広報・分析系職種で活躍!
主な就職先
- 広告・PR会社、Web制作会社
- 一般企業の広報・情報システム部門
- 小売・メーカーのマーケティング職
- メディア・通信系企業
- 行政・NPO・地域政策関連部署など
取得可能な資格
- 高校教諭一種免許状(情報)
- ITパスポート、MOS、秘書検定、色彩検定など
- 社会調査士(任用資格)
サポート体制
- 1年次からキャリア科目がスタート
- 自己PR・ES・ポートフォリオ制作を授業内で指導
- 学生によるプロジェクト活動がそのまま就活に活きるケースも多数!
親: デジタル社会で活きる力が身につくのね。
子: うん、実際「就職してから仕事が楽しい」っていう卒業生も多いみたい!
保護者の方へ〜どんな子におすすめ?
親: 椙山女学園大学の情報社会学部、これからの時代に合った学びが詰まっているのね。
子: うん!この学部は、
- デジタルに強くなりたい子
- SNSや動画づくり、PRに興味がある子
- 社会の課題や人の心に関心がある子
- データや論理と感性をバランスよく学びたい子
- 自分の言葉と行動で、社会に発信していきたい子
親: どんな子にぴったりだと思う?
子: 「情報に強くなりたい」「社会とつながる力を育てたい」「人と人をつなげる仕掛けをつくりたい」――
そんな**“好奇心と発信力を持った子”**にぴったりだよ!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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