「工学部」ってどんな学部?“未来をつくる技術者”になるための第一歩
親: 工学部って“理系の専門職”ってイメージだけど、具体的には何を学ぶの?
子: 中京大学の工学部は、「ものづくり」や「情報技術」など、社会の基盤を支える技術と、それを動かすしくみを学ぶ学部だよ。機械、電気、情報といった分野ごとに専門的な知識を身につけて、社会に役立つ“技術者”を目指すんだ。
親: 技術者って、ロボットとかAIとかも関係あるの?
子: うん、もちろん!特に中京の工学部はAI、IoT、ロボティクス、モビリティなど、未来の技術を“実際に作って試す”実践的な教育に力を入れてるんだよ。
学科は3つ!ものづくりから情報社会まで幅広くカバー
中京大学工学部は、次の3学科で構成されていて、それぞれが専門分野を持っているよ。
① 機械システム工学科
- 自動車・ロボット・機械制御など“動くもの”を作る学科
- CAD設計、材料力学、流体力学、制御工学などを基礎から応用まで学ぶ
- ロボット製作・メカトロニクスの実習も充実
② 電気電子工学科
- 電気エネルギー、電子回路、通信技術などを扱う
- スマート家電や電気自動車、5G、半導体など最先端分野に直結
- 実験・測定・回路設計など“ハードウェア系”の技術が中心
③ 情報工学科
- AI、プログラミング、ネットワーク、セキュリティなどを学ぶ
- PythonやC言語をはじめ、アプリ開発や機械学習にも対応
- 「ソフトウェア+数学的思考」でIT社会の課題に対応
親: どれも、今の時代にすごく必要な分野ね。
子: うん、「つくる力」と「考える力」を両方鍛えて、“社会に貢献する技術”を身につけるのが中京の工学部なんだ。
工学の学び方は?基礎+実験+応用で確実に成長
子: 工学部では「理論だけじゃなく、手を動かして理解する」ことが大切なんだ。
- 1年次:数学・物理・情報リテラシーなど理工系の基礎力を育成
- 2年次:各学科の専門科目(材料・電気回路・アルゴリズムなど)を習得
- 3年次:実験・実習・設計演習など本格的な技術を体得
- 4年次:卒業研究(プロジェクト型)で社会課題に挑む
親: ものづくりって、センスより“訓練”なんだね。
子: そう!たくさん“失敗すること”が大事って先生も言ってたよ。中京は先生との距離も近くて、質問しやすい環境なんだ。
「学科横断型」の学びで、広い視野を持てる技術者に
子: もう一つ中京工学部の良いところは、学科の枠を越えたプロジェクト型授業があるところ!
- ロボット開発プロジェクト:機械+電子+情報のチーム制作
- ドローン制御プロジェクト:プログラムと回路の融合
- AIによる交通渋滞予測システムの開発
- 産学連携プロジェクト(企業と共同研究)
親: 実際の仕事と同じように“チームで作る”ってことね。
子: うん、「他の専門分野の人と協力する経験」って、就職してから本当に役立つんだよ!
学生の雰囲気は?探究心が強くて、ものづくりに前向き!
親: 工学部の学生って、やっぱり理系オタクみたいな雰囲気なの?
子: そう思われがちだけど、実際はすごく多様だよ!
- 小さい頃から工作が好きだった子
- プログラミングにハマって自分で勉強した子
- ロボット大会に出ていた子
- 数学・物理が得意な子
- 就職に強いからと興味を持って入った子
子: 共通してるのは「試行錯誤を楽しめる」ってところかな。
親: チャレンジ精神と地道な努力が大事ってことね。
就職先は?メーカー・IT・公務員・インフラなど幅広く活躍!
主な就職先(例)
- 自動車・航空・電機メーカー(トヨタ、デンソー、三菱電機など)
- ソフトウェア・IT企業(富士通、NEC、SCSKなど)
- インフラ関連(中部電力、NTT、JR東海など)
- 公務員技術職(建設、通信、機械系技官など)
- 研究職・開発職として大学院進学も多数
資格・スキルサポート
- 基本情報技術者試験
- 電気主任技術者
- 技術士補
- TOEIC対策やCAD検定なども支援
親: 理系ってやっぱり就職に強いのね。
子: うん、特に「設計ができる」「データが扱える」って技術者は本当に引く手あまたなんだ。
保護者の方へ〜どんな子におすすめ?
親: 中京大学の工学部、すごく実践的で頼もしい学部ね。
子: うん!この学部は、
- ものづくりやプログラミングに興味がある子
- 数学・物理に苦手意識が少ない子
- 将来はエンジニア、技術職、開発系を目指したい子
- チームでプロジェクトに取り組むのが好きな子
- 就職に強く、安定したスキルを身につけたい子 にぴったり!
親: どんな子に向いてると思う?
子: 「作ることが好き」「仕組みを知りたい」「社会に役立つ技術者になりたい」――
そんな**“探究心と実行力をあわせ持つ子”**にぴったりだよ!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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