「経済学部」って何を学ぶの?“社会の動き”をデータと理論で読み解く力を育てる
親: 経済学部って、結局はお金の勉強ってことなの?
子: お金のことも含まれるけど、それだけじゃないんだ。名古屋学院大学の経済学部では、私たちの暮らしや社会のしくみを“経済の視点”で理解し、よりよい社会のあり方を考える力を育てる学部なんだよ。
親: 物価とか景気とか、ニュースでよく聞くけど、ちゃんと理解できるようになるの?
子: うん!「なぜ物価が上がるのか」「どうして景気が悪くなるのか」っていう背景を、統計や理論を使って納得できるようになるのが経済学の面白さなんだ。
学びの3つの柱で、“社会を読み解く視点”を育てる
名古屋学院大学 経済学部では、以下の3つの分野を軸に学んでいくよ。
① 地域経済分野
- 地方創生、少子高齢化、まちづくりなどに関わるテーマ
- 地元企業や自治体と連携した実習・調査もあり
- 東海地域の活性化を実際に考える授業が豊富
② 国際経済分野
- 貿易、外国為替、開発経済などグローバルな視点で経済を学ぶ
- アジアやヨーロッパの経済事情にも触れる
- 英語を活かした実務力や異文化理解力も育成
③ 公共経済分野
- 財政政策、年金・医療・教育といった社会保障
- 公務員試験にもつながる法律・政策系の科目が充実
- 税金の使い方や政府の役割を多面的に学ぶ
子: 特定のコース制ではないけど、自分の関心に合わせてどの分野も深掘りできる柔軟なカリキュラムだよ。
親: 地域と世界、どっちにも対応できるのは強いわね。
データに強くなる!“数字で説明できる力”が身につく教育
子: 経済学部の特徴のひとつは、**「数字で社会を読み解く力」**が身につくこと!
- 統計学、ミクロ・マクロ経済学、計量経済学の基礎から学ぶ
- エクセルやSPSSなどのデータ処理ソフトも活用
- 調査・分析・報告書の作成まで一貫して指導
- 実際の経済データを使った演習で“経済を見る目”が育つ
親: グラフとか表を読み解くのも、これからの社会には欠かせない力ね。
子: うん、数字を使って説明できる人って、就職でも重宝されるんだ。
地域と連携した“現場型”の学びも充実!
親: 名古屋学院大学は地域連携にも力を入れてるって聞いたけど?
子: その通り!経済学部では、「理論だけじゃなく、社会の現場を体験しながら学ぶ」ことを大切にしてるよ。
- 名古屋市や近隣自治体との共同プロジェクト
- 商店街の活性化プラン作成や地域調査の実施
- 学外実習・フィールドワーク・インターンシップも充実
- 地域ビジネスコンテストへの参加支援もあり
親: 現場とつながるって、学びがリアルになるのね。
子: うん、「教室で学んだ理論が、実際の社会でどう役立つか」が分かる貴重な機会だよ!
学生の雰囲気は?まじめで穏やか、“社会を知りたい”好奇心のある子が多い
親: 経済学部の学生って、どんなタイプが多いの?
子: 穏やかでまじめに取り組む子が多い印象だよ。数字やニュースに興味がある子が多いけど、経済の知識ゼロから始める子も多いよ。
- 社会のしくみに興味がある
- 将来は公務員や企業の企画職を考えている
- 数字で物事を考えるのが得意 or 好きになりたい
- データに基づいた説得力のある発言をしたい
親: 好奇心と論理的思考が両方求められる学部なのね。
子: うん、でも“経済って意外と身近!”って気づいてから、ぐっと楽しくなるんだよ。
就職は?企業・公務員・金融など幅広く対応!
主な就職先(例)
- 地方自治体・国家公務員(経済・財政・行政部門)
- 金融業(銀行・信用金庫・保険・証券)
- 一般企業の企画・営業・人事・経理部門
- 商社・物流・IT・メーカーなどあらゆる業種
- 大学院進学・研究職もあり
サポート体制
- 公務員試験対策講座・面接練習・ES指導など個別支援あり
- インターンシップや地域プロジェクトの実績が自己PRに直結
- 資格取得支援(日商簿記、FP、秘書検定など)も充実
親: 文系だけど、しっかり就職に活きる学びなんだね。
子: うん、“経済がわかる人材”って、どんな業界でも重宝されるよ!
保護者の方へ〜どんな子におすすめ?
親: 名古屋学院大学の経済学部、時代に合った実践的な学びができそうね。
子: うん!この学部は、
- 社会のしくみや経済の動きに興味がある子
- 公務員や企画職などを目指したい子
- データを使って説得力のある意見を言いたい子
- 地域や世界の課題に関心がある子
- 論理的に考え、現場で行動する力を身につけたい子 にぴったり!
親: どんな子に向いてると思う?
子: 「社会の仕組みを理解したい」「将来に強い専門性を持ちたい」「論理と行動のバランスを取りたい」――
そんな**“知的探究心と社会意識を持った子”**にぴったりだよ!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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