【親向け】南山大学 外国語学部の学び・雰囲気・進路をやさしく紹介!

「外国語学部」って?“ことば”を超えて世界とつながる力を育てる学部

親: 外国語学部って、英語を勉強するだけじゃないの?

子: それもあるけど、南山大学では英語だけじゃなくて、ドイツ語・フランス語・スペイン語の3言語も本格的に学べるんだ。そしてただの語学じゃなくて、その言語が話される文化・社会・思想まで深く学ぶことで、「言葉を使って人とつながる力」を育てていくんだよ。

親: なるほど。“話す技術”だけじゃなく、“相手を理解する力”まで重視されているのね。

子: そう!だからこそ、国際ビジネス、通訳・翻訳、教育、国際協力など、幅広い進路につながる基礎力が身につくんだ。


言語運用力を磨くだけじゃない!“人間理解”を深める学びの設計

● 1年次|言語の土台+文化理解の導入

  • 英語・選択言語(独仏西)の4技能(読む・書く・聞く・話す)を少人数クラスで徹底指導
  • 発音・文法・語彙などを基礎から固め、日常会話のレベルを越えて“考えを伝える力”へ発展
  • 異文化コミュニケーション論や言語学入門で、“ことばと文化”の関係を学び始める

● 2年次|言語を「使う」フェーズへ

  • エッセイライティング・ディスカッション・プレゼンテーション演習で応用力を鍛える
  • 異文化実践演習や現代社会のグローバル課題をテーマとした科目も多数
  • 留学準備の一環として、各国の歴史・宗教・社会の授業も履修可能

● 3年次|本格的な留学と専門的テーマ研究

  • 1セメスター or 1年間の留学が可能(単位認定あり)
  • 帰国後は「通訳技法」「翻訳理論」「国際ビジネス演習」などより専門的な実践系科目を履修
  • 学術論文の読解や長文ディスカッションなど、知的レベルの高い学びに挑戦

● 4年次|卒業研究・キャリア設計と実践

  • ゼミに所属し、語学×テーマ(移民・差別・教育・外交など)の卒論執筆
  • 通訳シミュレーションや国際会議模擬演習なども選択可
  • 教員・企業人・通訳翻訳など、進路に即した学習環境

子: 「語学は道具であってゴールではない」って考え方が、南山の特徴だよ!


南山大学が誇る“海外研修・留学制度”の充実度

● 派遣留学(1学期間 or 1年間)

  • 協定校多数(アメリカ、カナダ、ドイツ、フランス、スペイン、メキシコなど)
  • 派遣前は学内で語学力・適応力・異文化対応力を徹底育成
  • 留学先で取得した単位はしっかりと認定(4年間で卒業可能)

● 短期語学研修(春・夏)

  • 夏休みなどを活用して約3〜5週間の語学・文化研修を実施
  • 寮生活やホームステイで、語学だけでなく“人間関係”を築く経験も
  • 英語圏以外への参加も可能(スペイン・ドイツ・フランスなど)

● 留学サポート制度

  • 渡航前後の学修計画作成支援
  • 留学中の生活トラブル対応/メンタル支援
  • 費用支援・奨学金制度も多数

親: 安心して送り出せるサポート体制が整っているのは本当にありがたいわ。


学生の雰囲気|“内に熱い”国際派。まじめで柔軟な人が多い

親: 学生の雰囲気はどんな感じ?語学が得意な子って、ちょっと個性的なイメージがあるのだけど…。

子: うん、個性的な子も多いけど、**共通しているのは「まじめ」で「柔らかい空気感」**かな。

● 代表的なタイプ

  • 語学・国際交流に関心が高く、読書や映画好きも多い
  • K-POP・洋画・旅行などを通じて外国文化に興味を持った子
  • 留学やワーホリを経験したくて受験した子
  • 将来は外資系企業・教育・NPO・航空業界などを志望

親: “派手な国際系”ではなく、“地に足のついた国際志向”という感じなのね。


卒業後の進路|“語学を活かして働く”その先へ

子: 語学は「武器」であって、「目的」じゃない。だからこそ南山の卒業生は、**“語学+α”の人材として社会に出ていくんだよ!

● 主な進路分野

  • 外資系企業(海外営業・国際業務)
  • 貿易・物流・航空業界(客室乗務員・空港勤務など)
  • 教育業界(中高教員、英会話スクール)
  • 国際協力団体、NPO、自治体の国際課など
  • 通訳・翻訳(会議通訳・出版翻訳・医療通訳)
  • 大学院進学(言語学・国際関係・教育学)

● 取得できる資格

  • 中高教員一種免許(英語)
  • TOEIC/IELTSスコア向上サポートあり
  • 翻訳士・通訳士など民間資格の取得支援制度も充実

保護者の方へ|どんな子におすすめ?

子: 南山大学の外国語学部は、こんな子にぴったり!

  • 英語や外国語が好きで、学びを深めたい子
  • 将来、国際的な仕事に就きたいと考えている子
  • 異文化交流・人と人をつなぐことに関心がある子
  • 地に足のついた国際感覚を身につけたい子
  • 世界で「通用する日本人」になりたいと願っている子

親: “語学を超えた学び”ができる環境は、子どもの将来にとって大きな財産ね。

子: うん!「語学を使って、どう世界と向き合うか」を学べるのが、南山の外国語学部なんだ!

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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