【親向け】大阪電気通信大学 建築・デザイン学部の学び・雰囲気・進路を詳しく紹介!

建築・デザイン学部とは?現実と仮想を問わない空間を創造する人材を育成

親: 建築・デザイン学部では、どのようなことを学ぶの?
子: 建築・デザイン学部では、「建築専攻」と「空間デザイン専攻」の2つの専攻があり、それぞれが現実世界と仮想世界の空間設計・造形に関する知識と技術を学ぶんだ。BIMやVR、ARなど、最先端のデジタル技術を活用して、持続可能な社会の発展に貢献できる専門的な人材を育成するよ。

親: 実践的な学びって、具体的にはどんなことをするの?
子: 実験や演習を通じて、実際の建築設計や空間デザインのプロジェクトに取り組むんだ。企業や自治体との連携プロジェクトやインターンシップも充実していて、実社会での経験を積むことができるよ。


学びの構成|建築専攻と空間デザイン専攻の特色あるカリキュラム

● 建築専攻

  • 建築設計:住宅や公共施設などの建築物の設計手法を学び、実践的な設計演習を行う。
  • 建築構造・材料:建築物の構造や使用される材料の特性を学び、安全で快適な建築を実現する知識を習得。
  • 建築法規・施工:建築に関する法律や施工技術を学び、実務に必要な知識を身につける。
  • BIM(Building Information Modeling):3Dモデルを活用した建築設計手法を学び、デジタル技術を駆使した設計力を養う。

● 空間デザイン専攻

  • インテリアデザイン:住宅や商業施設などの内部空間のデザイン手法を学び、快適で魅力的な空間を創造する力を養う。
  • 都市・建築デザイン:都市空間や建築物の外観デザインを学び、景観や環境に配慮したデザイン力を身につける。
  • VR・AR技術:仮想現実や拡張現実の技術を活用した空間デザインを学び、デジタル空間の創造力を高める。
  • メタバースデザイン:仮想空間上での建築や空間デザインを学び、次世代のデジタル空間に対応できる力を養う。

学びのステップ|4年間の成長プロセス

● 1年次:基礎力の養成

  • 建築やデザインに必要な数学や物理、デッサンなどの基礎を学ぶ。
  • グループワークやプレゼンテーションを通じて、コミュニケーション能力を養う。

● 2年次:専門知識の習得

  • 各専攻の専門科目を履修し、建築設計や空間デザインの専門知識を深める。
  • 実験や演習を通じて、実践的なスキルを身につける。

● 3年次:応用力の強化

  • 研究室に配属され、専門分野の研究に取り組む。
  • インターンシップや企業との連携プロジェクトに参加し、実社会での経験を積む。

● 4年次:卒業研究と進路決定

  • 卒業研究を通じて、専門分野の知識とスキルを総合的に活用する。
  • 就職活動や進学に向けたサポートを受ける。

実践的な学び|企業や自治体との連携プロジェクトでリアルな課題に挑む

子: この学部の特徴は、実践的な学びが豊富なこと。企業や自治体との連携プロジェクトやインターンシップを通じて、実際の建築や空間デザインの課題に取り組むんだ。

  • 「ニコニコのデザイン」プロジェクト:寝屋川市の高齢化が進む団地の再生を目指し、住民と協力してコミュニティ拠点をデザインするプロジェクト。
  • 「Smile小学校」プロジェクト:小学校の児童が楽しく過ごせる空間をデザインし、インクルーシブな学習環境を創出するプロジェクト。
  • 国際交流センター空間デザインプロジェクト:キャンパス内の国際交流センターの空間デザインを学生が手がけ、実際の施設設計に携わるプロジェクト。

親: 実際の現場で学ぶことで、社会に出てからの即戦力になりそうね。

子: うん。机上の学びだけでなく、実際に手を動かして考えることで、より深い理解と経験が得られるんだ。


学生の雰囲気|創造力と協働の精神を持つ仲間たち

  • 創造力:自由な発想で新しい空間を創造しようとする意欲的な学生が多い。
  • 協働の精神:グループワークやプロジェクトを通じて、仲間と協力しながら課題に取り組む風土がある。
  • 教員との距離の近さ:教員との距離が近く、個別の指導や相談がしやすい環境が整っている。

就職・進路|多様な分野で活躍する建築・デザインのプロフェッショナルを目指す

子: 卒業後は、建築設計事務所や建設会社、インテリアデザイン会社、IT企業など、さまざまな分野で活躍できるよ。

親: 資格取得や進学のサポートはあるの?

子: 一級・二級建築士の受験資格が得られるカリキュラムが整っているし、大学院への進学もサポートしてくれるよ。


保護者の方へ|こんなお子さんにおすすめです

  • 建築やデザインに興味がある:空間を創造することに興味を持っている。
  • デジタル技術を活用したい:VRやARなどの最新技術を活用して、空間デザインに取り組みたい。
  • 実践的な学びを重視したい:理論だけでなく、実際に手を動かして学ぶことを重視している。
  • 将来、建築士やデザイナーとして活躍したい:建築やデザインの分野で専門的な職業に就きたいという思いを持っている。

子: この学部では、自分の興味や関心を深めながら、実践的なスキルを身につけることができるよ。

親: 将来の選択肢が広がる、魅力的な学びの場ね。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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