グローバル学部って?“世界”と“地域”をつなぐ人材を育てる場所
親: 「グローバル学部」って、英語だけを学ぶ学部なのかしら?
子: 英語はもちろんだけど、それ以上に「多文化共生」や「国際協力」など、今の世界が抱える課題にどう向き合うかを学ぶんだよ。関西国際大学のグローバル学部では、地域と世界の両方で活躍できる力を育てるのが大きな特徴なんだ。
親: 地元と世界、どちらも関われるっておもしろいわね。
子: うん、たとえば「外国人との共生」「地域から始めるSDGs」など、身近なテーマから始まって、実際に留学やフィールドワークで世界とつながる体験ができるよ。
学びの特色|「英語+多文化理解+現場力」で社会に貢献する力を養成
英語を“使える力”にする実践的プログラム
- 初年次から少人数制の英語演習で「聞く・話す・書く・読む」をバランスよく強化
- 留学前英語プログラムやTOEIC・IELTS対策講座も充実
- ネイティブ教員とのディスカッションや発表を通じて、実践力を高める
国際協力・地域貢献を両立する学び
- 国際関係、開発支援、環境、人権、SDGsなど多彩なテーマに対応
- 地域に住む外国人への支援活動や、多文化イベントの企画・運営も学生主体で実施
- 学外でのボランティア・インターン活動を通じて、“行動する学び”を実現
留学・海外プログラムでリアルな世界と出会う
- 長期・短期の留学制度あり(カナダ・フィリピン・台湾・マレーシアなど)
- 海外ボランティアやスタディツアーも豊富に用意
- 留学先でのプレゼン・レポートなどを通じて、実践知を深める
子: ただ勉強するだけじゃなくて、実際に人と関わり、社会に貢献する場が多いのがこの学部の魅力だよ。
4年間の学びのステップ|自分の視点を“地域から世界へ”広げる4年間
1年次:グローバルな基礎と英語力の強化
- 英語コミュニケーション基礎/国際社会入門/SDGs概論などを学習
- 学内での英語活動や地域での国際交流体験をスタート
- 留学生との交流イベントも多数
2年次:多文化共生と国際課題を深掘り
- 国際協力論/文化人類学/移民・難民問題などの専門科目に触れる
- 地域NPO・自治体と連携したプロジェクト活動が増加
- 海外短期研修やスタディツアーへの参加もこの時期に集中
3年次:留学やゼミ活動を通じて実践力を育成
- 長期留学・国際インターン・海外ボランティアに挑戦
- 専門ゼミで自分の関心テーマ(例:教育支援/環境政策/文化観光など)を探求
- 実践から得た学びを地域や学内に還元する発表・報告会も開催
4年次:卒業研究+進路の明確化
- 卒業研究で「国際×地域」テーマに基づく論文や実践提案をまとめる
- 公務員・企業・国際協力団体など志望先別のキャリア支援を受けながら進路決定
- 留学・活動経験を活かしたエントリーシート・面接練習も個別に対応
学生の雰囲気|あたたかく前向き、世界を良くしたいという想いを共有
- 留学経験者・帰国子女・多文化に興味がある学生が多い
- 積極的で発信力のあるタイプから、地道に支えるタイプまで幅広い
- 課題解決やボランティアに本気で取り組む、まじめで行動的な空気感
- 多様な価値観を尊重し合う、居心地のよいコミュニティ
親: 語学だけじゃなくて、人との関わりや社会貢献の気持ちも大事にしてるのね。
子: うん、“世界を知って、地域に生かす”っていう姿勢がこの学部の軸なんだよ。
主な進路・就職実績|“国際的な視野と行動力”を活かせる多彩なフィールドへ
就職先の一例
- 国際協力NGO/NPO/自治体の国際交流部門
- 一般企業(貿易・観光・グローバル人事・海外営業など)
- 外資系企業・ホテル・空港グランドスタッフ
- 教育機関(英語指導助手/日本語教員/留学生支援)
- 大学院進学(国際関係・地域研究など)も一部にあり
資格・支援制度
- TOEIC・IELTSなどの語学資格支援制度
- 留学・海外研修支援金制度あり
- 日本語教員養成課程にも対応可能
子: 英語力+行動力があると、業界を問わず活躍できるって実感してるよ。
保護者の方へ|こんなお子さんにおすすめです
- 世界や社会の課題に関心があり、自分で動いて関わりたい子
- 英語を使って仕事をしたい、国際的な場で働きたい子
- 留学やボランティアなど、現場での経験に価値を感じる子
- 多様な文化・人・価値観にオープンで、対話を大切にできる子
- 地域に根ざしながら、グローバルな視点を持っていたい子
親: 世界の問題って、どこか遠いものだと思ってたけど、身近な場所からつながってるのね。
子: うん。関西国際大学のグローバル学部は、「自分にできる一歩」から始められる学部だと思うよ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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