「外国語学部」って?“英語”を超えて、“世界と生きる力”を育てる学び
親: 外国語学部って、結局は英語の勉強ばかりするの?受験の延長って感じがするんだけど…。
子: そんなことないよ!西南学院大学の外国語学部では、「英語を学ぶ」だけじゃなくて、「英語で考える」「異文化と共に生きる力」を育てるのが大きな特徴なんだ。英語力はもちろん、国際社会で活躍するための“人間力”を鍛えるんだよ。
親: 英語はできるに越したことはないけど、就職にはどうつながるのか心配なのよね。
子: 実は外国語学部の卒業生って、英語+国際教養+実践力があるから、商社・航空・観光・教育・ITなど、すごく進路が幅広いんだよ!
学びの特徴|“英語+教養+対話力”で、世界に通じる力を育てる
● 英語力を“使いこなす”レベルまで高めるカリキュラム
- 1・2年次は週5コマ以上の英語授業+レベル別指導
- スピーキング・ライティング・ディスカッションを徹底的にトレーニング
- ネイティブ教員による少人数授業も豊富
親: 高校の英語と何が違うの?
子: 一番の違いは“使える英語”を重視してるところ。たとえばプレゼン、討論、レポート作成を全部英語でやるんだよ。最初は苦戦したけど、自然と力がついてくる!
● 国際教養・異文化理解も重視
- 異文化コミュニケーション論、国際関係論、比較文化など
- 英語圏の文学・歴史・思想を通して“文化の背景”まで学ぶ
- キリスト教系大学として、他者理解・共生の視点を大切にしている
親: 単なる語学じゃなくて、“文化の違い”にも向き合うのね。
子: うん、たとえば「なぜこの表現が失礼になるのか」とか、「価値観の違いってどこから来るのか」っていう背景を知るのがすごく面白いんだ!
学びのステップ|“英語を学ぶ”から“英語で何をするか”へとつながる4年間
● 1年次:英語の基礎運用力と異文化理解の入口
- 英会話、リーディング、ライティング、リスニングなどの4技能強化
- 異文化コミュニケーション入門で多様な価値観に触れる
- 学内イベント(イングリッシュカフェ・国際交流パーティー)も活発
● 2年次:応用的な英語運用+国際教養の深化
- 英語プレゼン、アカデミックライティング、ディベート演習
- 英語圏文化・社会・歴史などの知識を深める
- 短期語学研修・オンライン国際交流なども本格化
● 3年次:ゼミ・留学・実践で“自分のテーマ”を探求
- ゼミでの研究(例:通訳翻訳、国際報道、グローバル人材育成など)
- 半期〜1年の留学(カナダ・米国・フィリピン・韓国など多数)
- インターンや通訳ボランティアで現場経験を積む学生も増加
● 4年次:卒業研究とキャリア形成の総仕上げ
- 卒論テーマ例:「日本と英語圏のビジネスメール比較」「多文化共生社会における言語政策」など
- 留学経験・研究成果を活かして、就職・進学・資格取得へ
実践の舞台|“英語を社会で使う”経験が豊富!
- 空港・ホテル・観光施設での英語ボランティア
- 国際会議や学生交流イベントでの通訳サポート
- 小学校や保育園での英語教育実習・読み聞かせ活動
- 地域の外国人支援センターでの翻訳・相談補助
- 海外提携大学とのオンラインディスカッション授業
子: “学んだことを人のために使う”って実感できる機会が多いのがいいところ!外国語って、ただのスキルじゃなくて、人と人をつなぐ手段なんだって思うようになったよ。
学生の雰囲気|明るくて柔軟、でも“言葉を大事にする”仲間が多い
- 英語が好き!海外が好き!という明るく前向きな雰囲気
- 留学経験者や国際ボランティア経験者も多数
- 英語のスキルだけでなく、対話力や多様性を重視する空気感
- 穏やかだけど、発表や議論ではしっかり主張できる学生が多い
- 女子学生の割合がやや高め。男女問わずお互いに学び合う文化あり
親: 英語が苦手だとついていけないかしら?
子: 入学時点で完璧な子はいないよ!大事なのは“学ぶ意欲”。クラス分けもあって、自分のペースで着実に伸ばせるから安心して大丈夫!
就職・進路|“英語+人間力”を活かせるキャリアが広がる
● 主な進路
- 商社、メーカー(海外営業・調達部門など)
- 航空・ホテル・旅行会社(接客・国際対応)
- 外資系企業・IT企業・コンサルティング会社
- 教育関連(英語教員、塾講師、英語教育支援など)
- 国際協力・NPO・通訳翻訳・留学支援企業など
- 公務員(観光・国際交流・地域多文化共生部門)
- 大学院進学(言語学、異文化コミュニケーション、教育学など)
● 資格・支援体制
- 中学・高校の英語教員免許取得可能
- TOEIC・IELTS・英検など語学資格支援あり
- 留学先の単位認定・奨学金制度も充実
- キャリア支援センター+ゼミ教員による進路支援あり
保護者の方へ|どんな子におすすめ?
- 英語や外国語を学ぶのが好きな子
- 海外の文化や多様性に関心があり、広い視野を持ちたい子
- 留学や国際交流など“世界とつながる経験”をしたい子
- 人と話すのが好きで、コミュニケーション力を活かしたい子
- 言葉を使って“橋渡し”の役割を果たすことに興味がある子
子: 英語を通して、“自分の世界”が広がった気がするよ。何かを学ぶって、誰かとつながることなんだって実感した。
親: 単なるスキルじゃなくて、“人と世界をつなぐ力”になるのね。安心して応援できるわ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
コメント