【保護者向け】青山学院大学理工学部の魅力と進路実績を親目線で徹底解説

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青山学院大学理工学部とは?

青山学院大学理工学部は、理系学部としては珍しく、**神奈川県相模原市の「相模原キャンパス」**に位置しています。理工系に特化した落ち着いた環境を備えた学びの場です。

7つの学科に分かれ、専門的な知識だけでなく、青山学院らしい“リベラルアーツ的な広がり”も兼ね備えた教育方針が特長です。


学科構成と学びの特徴

青山学院大学理工学部には、以下の7学科があります:

  • 物理科学科
  • 化学・生命科学科
  • 電気電子工学科
  • 機械創造工学科
  • 情報テクノロジー学科
  • 経営システム工学科
  • 数理サイエンス学科

理論研究だけでなく、実験や演習、さらには文理融合的な視点からの研究活動も盛んです。特に、情報系や生命医科学系は時代のニーズに合致しており、志望者が年々増えています。


学生の雰囲気と傾向

青山学院大学の学生には、一般的に「スマートで自由な雰囲気」がありますが、理工学部においてもそれは変わりません。

  • 積極的に研究やインターンに参加する学生が多い
  • 情報やデータ分析など“今っぽいスキル”を重視する傾向
  • 文系的な感性と理系的な論理をバランスよく持っている

派手さよりも内面的な探究心や、チームワークを大切にする雰囲気が印象的です。


向いている学生像

青山学院大学理工学部に向いているのは、次のようなお子さんです:

  • 科学的な探究心があり、幅広いことに興味を持てる
  • 論理的思考と柔軟な発想をバランスよく使いたい
  • 将来、技術開発だけでなく、社会との接点を意識して働きたい

実験が得意・不得意に関係なく、「自分で問いを立てて考えることが好き」なタイプにぴったりです。


就職実績と進路傾向

青山学院大学理工学部は、理工系としての専門性と“青学ブランド”のバランスで、就職実績も良好です。

進路例:

  • 製造・機械・電子部品メーカー
  • IT企業・情報システム関連
  • 医療機器・バイオテクノロジー系
  • コンサル・シンクタンク
  • 大学院進学(青山学院大学大学院・他大学)

キャリアセンターや学科単位での進路指導が充実しており、**「自分に合った進路を選びやすい」**という声も多く見られます。


入試制度と偏差値(パスナビ参照)

青山学院大学理工学部の偏差値は、パスナビ(旺文社)によると55〜57.5(2024年度参考)です。

※出典:https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/2260/difficulty/

受験においては「英語力」と「数学力」が鍵となるケースが多く、バランスの良い学力が求められます。


学費・キャンパス情報

学費は私立理系としては標準。奨学金制度や経済的支援も整っており、家庭の負担を軽減する選択肢もあります。

相模原キャンパスは、広大な敷地に最新設備が揃い、緑に囲まれた環境で落ち着いて学べるのが魅力です。都心の青山キャンパスとは雰囲気が異なり、“理系に特化した学びの場”としての役割を果たしています。


まとめ:文理の壁を越えて「考える力」を育てる理系学部

青山学院大学理工学部は、単に“技術者”を育てるだけではありません。科学と社会のつながりを意識した、柔軟で現代的な理系教育が特徴です。

「一つの専門だけでなく、幅広いことに興味を持つ」「科学を使って社会に貢献したい」

そんな思いを持つお子さんにとって、理工学部は非常に魅力的な選択肢となるはずです。


本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が、保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新の情報は大学公式サイトをご確認ください。

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