「メディアコミュニケーション学部」って？情報社会を“発信と受信”の両面から学ぶ
親： メディアってテレビとかSNSのこと？楽しそうだけど、何を勉強するの？
子： 単に「映像をつくる」とか「SNSを使う」だけじゃなくて、「社会で何をどう伝えるか」を深く考える学部だよ。江戸川大学のメディアコミュニケーション学部では、映像制作・広告・広報・マスコミ・ジャーナリズムまで、メディアの本質と実践の両方を学べるんだ。
親： 発信だけじゃなく、“考える力”も鍛えるのね。今の時代に大事そう！
学びの特徴｜メディアを使いこなし、社会とつながる“伝える力”を育てる
● 映像・番組・デジタル制作
- 撮影・編集・演出など映像制作の基本から応用まで
- 実際にテレビ局や動画配信現場で使われるプロ機材を使用
- YouTube企画や地域PR動画など、実践的プロジェクトも多数
● 広告・マーケティング・PR
- 広告コピー・CM制作・商品PRの企画力を磨く
- SNS運用・インフルエンサーマーケティングにも対応
- 消費者心理やブランド戦略を学ぶマーケティング分野も人気
● メディアリテラシー・ジャーナリズム
- フェイクニュースや情報操作に惑わされない「見る目」を育てる
- 報道の歴史や倫理、記者体験などから“メディアの役割”を学ぶ
- 災害時のメディア・戦争報道・政治とメディアなど深いテーマも扱う
学びのステップ｜“見る”から“つくる”へ、実践と思考が両輪の4年間
● 1年次：メディアの基礎理解と表現の入門
- 映像編集入門・広告概論・コミュニケーション論などを幅広く学ぶ
- 簡単な映像制作やSNS分析など、“体験しながら学ぶ”授業が豊富
- 地域イベントへの取材・発信プロジェクトにも挑戦
● 2年次：専門分野ごとの技術・理論を深める
- 映像編集ソフト・カメラワーク・ライティングなど技術習得
- 広告制作演習／広報実務演習で“伝わる企画”を追求
- ゼミで関心のあるテーマ（報道・広告・映像など）に本格的に取り組み始める
● 3年次：社会とつながる現場体験・プロジェクト実践
- マスコミ・PR会社・制作会社などでのインターンシップ
- 地域自治体との連携による観光プロモーションや広報支援活動
- 「現場の声」をもとに課題発見→提案→改善まで行う実践型授業
● 4年次：卒業研究とキャリア形成へ
- 卒業制作（映像作品／企画書／調査報告書など）は1年間かけて完成
- 作品発表会やプレゼンを通じて社会への“アウトプット力”を磨く
- 業界別キャリア講座・OB訪問・ポートフォリオ支援もあり
地域・社会と連携したリアルな学びの現場
- 千葉県や市川市と連携し、地域観光動画やイベント告知CMを学生が制作
- 高校生向けのメディアリテラシー出張講座を大学生が担当
- SNSを使った地域商品PRや企業広報の学生コンサルプロジェクト
- 災害時の情報伝達を考えるシミュレーション授業なども展開
子： 実際に「人に見られる作品」をつくるから、緊張するけどやりがいが大きいんだよ。
学生の雰囲気｜多彩な“好き”が集まるクリエイティブな空間
- 映像好き・デザイン好き・文章好き・アイドル推し…多様な学生が集結
- オタク気質の子から社交的な子まで、それぞれの個性が尊重される
- グループワークが多く、協調性や発言力も自然と育つ
- 明るくのびのびとした空気感。先生との距離も近く、相談しやすい
就職・進路｜“伝える力”を活かして幅広い業界へ
● 主な進路先
- テレビ・ラジオ・映像制作会社（アシスタントディレクター・編集）
- 広告代理店・PR会社・Webマーケティング会社
- 地方自治体・広報部門・観光振興部門
- 一般企業の企画・広報・販促・商品開発職など
- 大学院進学、起業、フリーランスで映像系も
● 資格取得や支援体制
- Adobe認定資格、Webデザイン技能検定、色彩検定などの支援あり
- 就職ガイダンス／自己PR添削／模擬面接などきめ細かいサポート
- 映像・広告・ジャーナリズム分野のOGOBネットワークが活用可能
子： 卒業後の進路はほんとにバラバラだけど、みんな「自分の言葉や表現で人とつながる」仕事を選んでるって感じだよ。
親： 発信する力があれば、いろんな業界に応用できるのね。頼もしいわ。
保護者の方へ｜こんなお子さんにおすすめです
- 映像・広告・SNSなど“発信”に興味がある子
- 人に伝えること・表現することが好きな子
- 社会の課題や情報のあり方に関心がある子
- 自分の個性や強みを活かした仕事を目指したい子
- 実践的に学びながら“将来の道”を見つけたい子
子： 「好きなことを学びながら、社会の役に立てる」って思えたのが、この学部の一番の魅力かな。
親： 伝えるって、こんなに深くて大切なことなんだって、わたしも改めて思ったわ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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