観光を通じて、地域と世界を元気にする「実践型」学びの場
親: 「観光学部」って、楽しそうだけど、どんなことを学んで将来はどんな仕事に就けるのか、ちょっと想像がつかないわね。
子: 観光って、実は「まちづくり」「国際交流」「おもてなし」「イベント企画」など、社会のいろんな分野とつながってるんだ。札幌国際大学の観光学部では、北海道の観光現場とつながりながら、企画力・語学力・接客力をバランスよく育てていけるよ。
親: 北海道って観光資源が豊富だから、実践の機会も多そうね。
子: うん。札幌、登別、小樽、ニセコ…道内各地でフィールドワークやインターンシップが用意されていて、観光業の“リアル”を体験しながら学べるんだ。
観光学部の学びの特徴|「観る・動く・創る」で観光を深く知る
- 1. 地域密着のフィールド型学修が中心
地元自治体や観光協会と連携し、観光プランの立案・実施に学生が直接関わる
北海道の自然・食・文化・歴史を題材にした実践プロジェクトが豊富 - 2. ホスピタリティと国際感覚の育成
サービス産業で重要な“人との関わり方”を理論と実習で学ぶ
英語・中国語・韓国語など観光に使える語学学修+国際交流科目も充実 - 3. 現場で学ぶインターンシップ・連携実習
宿泊・交通・旅行・テーマパーク・観光庁関連など多様な現場での実習制度
学外イベントの運営、国際スポーツ大会ボランティアなどにも参加可能 - 4. 企画・発信力を育てる授業が豊富
SNS運用・PR戦略・旅行商品開発・ツアーガイド技術など
“観光を伝える力”と“地域を盛り上げる視点”を同時に養う
学びのステップ|地域→観光業界→国際舞台へと視野を広げる4年間
● 1年次:観光の基礎と地域理解を身につける
- 観光概論・観光政策論・北海道観光史などの導入科目
- 地域フィールドワーク(札幌市内の観光資源調査など)
- 接客マナー・ホスピタリティ演習で基本姿勢を学ぶ
● 2年次:観光現場に近づき、企画力・語学力を強化
- 実践科目(観光地マネジメント、ツアープランニング演習など)
- 観光英語・韓国語・中国語を選択し、現場で使える会話力を育成
- SNSプロモーションや観光パンフ制作も授業で経験
● 3年次:道内外での実地体験を通じて、進路を意識
- 国内外の観光地でのインターンシップ(例:ホテル・旅行会社・観光庁)
- 修学旅行ツアーの学生企画・実施、地域イベントのボランティア参加
- 観光まちづくり論・国際観光論など“社会と観光”をつなぐ学問も
● 4年次:卒業研究とキャリア設計を両立
- 地域振興・観光客の行動分析・DMOの課題などをテーマに卒業研究を進行
- 就職活動・エアライン試験対策・起業支援など、個別進路支援が本格化
- 海外提携校への短期渡航で“国際観光の目”を育てる学生も
実践事例|学生が地域と動いたプロジェクト例
- 登別温泉地の外国人向け案内ガイドツール制作
- 小樽運河周辺の回遊ルート改善を学生チームが提案
- 北海道神宮の外国人観光客向け文化体験ツアーを学生が運営
- ニセコのアウトドアツーリズムとSDGs連動型商品開発
- 空港・鉄道会社と連携した観光PR動画の制作・発信
子: 教室で学んだことを、実際に地域で“自分の提案”としてカタチにできるのがやりがいなんだよね。
学生の雰囲気|明るく社交的、自分の好きで地域と関わる仲間たち
- 人と接することが好きな学生が多く、活気ある雰囲気
- 地元出身者と道外・海外からの留学生もいて、多様性がある
- イベント・祭り・スポーツ大会のボランティア経験者が多く行動的
- “観光が好き”をきっかけに、自分の進路を真剣に考えるタイプが多い
就職・進路|“観光で人を笑顔にする”多様なキャリアが広がる
- 主な進路分野(過去実績)
・旅行会社(JTB、HIS、近畿日本ツーリスト など)
・ホテル・旅館業界(星野リゾート、プリンスホテル、地方温泉地)
・航空・鉄道・交通業界(ANA、JAL、JR北海道、空港勤務 など)
・自治体(観光課・国際交流課・まちづくり担当など)
・イベント運営会社、インバウンド関連ベンチャー企業など - 就職支援体制
・エアライン・ホテル・旅行会社の業界別対策講座を実施
・観光業出身の講師による実務アドバイス
・インターン先からの内定直結ルートもあり
・観光英語検定、TOEIC対策、観光ガイド資格取得もサポート
卒業生の声(例)
「観光って“人を笑顔にする仕事”なんだって、現場に出てから本当に実感しました。大学でのツアー企画演習や現地でのガイド体験が、今の旅行会社での仕事に直結しています。北海道の魅力を世界に伝えられる仕事に誇りを感じています!」
保護者の方へ|こんなお子さまにおすすめです
- 観光やまちづくり、地域活性化に関心がある子
- 人と接するのが好きで、ホスピタリティ精神がある子
- 英語や海外文化に興味がある子
- 将来、旅行・ホテル・航空・イベント業界で働きたい子
- 自分のアイディアを形にする経験をしたい子
子: 観光って、ただ楽しむだけじゃなくて、「地域を元気にする力」なんだなって気づいたよ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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