【親向け】大阪歯科大学 医療保健学部の学び・雰囲気・進路をやさしく紹介!

「医療保健学部」ってどんな学部?医療を支えるプロになるための確かな一歩

親: 医療保健学部って、名前からはちょっとイメージが湧きにくいんだけど、何を学ぶ学部なの?

子: 簡単に言うと、「チーム医療を支える専門職」を目指すための学部だよ。大阪歯科大学の医療保健学部では、歯科衛生士や臨床検査技師など、医療現場で必要とされる国家資格の取得を目指して学ぶんだ。

親: 歯のケアだけじゃなくて、検査や診断の専門家も育ててるのね。

子: そう。“歯科の専門大学”というイメージがあるけど、実はチーム医療全体を支える人材を育成する学部として、すごく実践的な学びが揃ってるよ。


学部の特徴|歯科の枠を超えた“医療の総合力”を育てる

● 国家資格の取得をめざすカリキュラム

  • 歯科衛生士・臨床検査技師の国家試験合格に向けた徹底サポート
  • 医学・生理学・解剖学など基礎医療科目の充実
  • 国家試験対策講座・模試・個別指導あり

● 現場で活きる「実践教育」

  • 学内に歯科診療所・実習施設を完備
  • 3年次からは学外実習が本格化(病院・歯科医院・検査センターなど)
  • 現場の緊張感を知り、対応力を磨く

● チーム医療・コミュニケーション教育も重視

  • 医師・看護師・技師など多職種連携のシミュレーション授業
  • 医療倫理・患者対応・高齢者ケアなども学ぶ
  • 「人に寄り添う力」「支える力」を重視

学びのステップ|知識と経験を“積み重ねる”4年間

● 1年次:医療の基礎をしっかり身につける

  • 解剖学、生理学、医療概論など基礎科目を履修
  • 歯科や検査に関する基礎的な技術演習をスタート
  • 医療人としての心構え・接遇マナーも学ぶ

● 2年次:専門性を高める授業が本格化

  • 歯周病学、口腔衛生学、臨床検査学など専門分野を深める
  • 学内実習で機器操作・技術トレーニングが増加
  • 地域連携イベントなどで実社会との接点を持つ

● 3年次:学外実習で“現場経験”を積む

  • 歯科医院・医療機関での臨床実習を長期間実施
  • 患者さんとの実際のやりとりや対応も経験
  • 実習レポートやケーススタディで学びを深める

● 4年次:卒業研究・国家試験対策・進路準備

  • 研究テーマに基づいた卒業論文を完成
  • 国家試験に向けて模試・過去問演習・集中講座
  • 就職先とのマッチング・キャリア相談も強力サポート

実習・フィールドワークの例|“見て・触れて・動いて”学ぶ

  • 歯科診療所での口腔ケア・スケーリング実習
  • 医療検査センターでの血液検査・生化学検査実習
  • 高齢者施設での口腔衛生活動・健康指導
  • 地域保健活動(小学校や市民イベントでの啓発活動)
  • チーム医療演習(医師・看護師との共同課題に取り組む)

子: 実習の場数を踏むから、自信もついてくるし、“自分が医療者になる”実感がどんどん湧いてくるよ。


学生の雰囲気|まじめであたたかい、医療職をめざす仲間たち

  • 資格取得に向けてモチベーションの高い学生が多い
  • 授業・実習を助け合う仲間意識が強い
  • 男女比は年によって異なるが、女性比率が高め
  • 教員との距離が近く、悩みや進路相談も気軽にできる環境

親: 医療の勉強って厳しそうだけど、支え合える仲間がいるのは安心ね。

子: うん、みんな真剣にがんばってるけど、ピリピリしてなくて、雰囲気はあたたかいよ。


主な進路|国家資格を活かした安定・専門職へ

● 主な就職先

  • 歯科医院・総合病院・大学病院などの医療機関
  • 検査センター・臨床検査技師派遣会社
  • 保健所・行政機関の保健師支援員
  • 医療系企業(医薬品・医療機器の営業・技術サポート)
  • 福祉・高齢者施設での口腔ケアスタッフ

● 資格・キャリア支援体制

  • 歯科衛生士/臨床検査技師の国家試験受験資格
  • 医療事務・介護予防指導士など民間資格も取得可
  • 就職支援室による個別指導・求人紹介・OBネットワークあり

保護者の方へ|こんなお子さんにおすすめです

  • 医療系の専門職に興味がある子
  • 国家資格を取って手に職をつけたい子
  • 実習や実技が好きで、体験的に学ぶのが得意な子
  • 人と話すのが好きで、寄り添う力を持っている子
  • 将来的に安定した就職・長く働ける仕事を目指す子

親: 医学部ほどハードルは高くないけど、しっかり専門職として社会に出られるのは安心ね。

子: うん、「人の健康を支える」って、すごくやりがいがあるし、感謝される仕事だよ。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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