【親向け】岩手大学教育学部のリアル|“教員志望の子”が夢をかたちにした4年間

国公立大学

学びの内容|岩手大学教育学部ではどんなことを学ぶの?

岩手大学教育学部では、小学校・中学校・特別支援など、幅広い教育現場に対応できる力を養います。理論と実践のバランスが取れたカリキュラムで、1年次から現場に触れながら教育の本質を学べる環境が整っています。

母:教育学部って、やっぱり先生になるための学部なの?
子:うん、そうだよ。小学校・中学校・特別支援、それぞれに対応したコースがあって、私は小学校教員志望だったから初等教育コースを選んだよ。
母:じゃあ、子どもとの関わりは早い段階からあったの?
子:1年生の時から模擬授業とか教育現場の見学があって、机上の勉強だけじゃなくて、実際に“教える”ってどういうことか考える時間が多かった。
母:具体的な実践が多いのね。
子:うん、だから「教員になる」って決意がどんどん固まっていった気がする!


ゼミ・課外活動・資格|“子どもを見る目”を育ててもらった

母:ゼミではどんなことをしてたの?
子:教育心理学のゼミに入って、子どもの発達段階に応じた指導法とか、特別支援が必要な子への対応を学んでた。
母:難しそうだけど、実践にも役立つの?
子:すごく役立つ!特に実習で子どもの行動に「なぜそうなるのか」って視点を持てたのは、ゼミのおかげだと思う。
母:他にはどんな活動してたの?
子:放課後子ども教室のボランティアとか、小学校の学習支援もやってた。とにかく「現場で学ぶ」って感じの4年間だったよ。
母:資格は無事に取れた?
子:小学校の教員免許と特別支援学校の免許は取れた!履修は大変だったけど、ちゃんとゴールまでたどり着けてよかった。


キャンパスと休日|“静かで落ち着いた”環境で集中できた

母:岩手の生活にはすぐ慣れた?
子:うん、盛岡は自然も多くて落ち着いてて、すごく勉強に向いてる環境だったよ。
母:友達もできた?
子:もちろん!教育学部って真面目な子が多いけど、みんな「子どもが好き」って気持ちでつながってるから、仲良くなるのも早かった。
母:休日はどうしてたの?
子:図書館で課題やったり、近くのカフェで授業の準備したり。のんびりだけど、やることはやるって感じ。
母:そういう環境のほうが、あんたには合ってたのかもね。
子:うん、自分のペースで成長できるって実感があった。


就職活動と進路|“教員一本”で貫いた就職活動

母:就活って、教員志望でも大変だった?
子:もちろん。でも「他の仕事も考えようかな」って迷いはなかった。教員採用試験に集中してたよ。
母:準備はどうしてたの?
子:ゼミの先生やキャリア支援室が面接練習とか模擬授業の指導をしてくれて、すごく心強かった。
母:で、結果はどうだったの?
子:岩手県の小学校教員として採用が決まったよ!地元の子どもたちに教えることができるのが、本当に嬉しい。
母:あんた、地元で働きたがってたもんね。
子:うん。大学で学んだことを、この地域で活かせるって思うと、やっぱり岩手大に来てよかったって思う。


学生の雰囲気|“まじめであたたかい”人たちが多かった

母:教育学部の学生って、どんな雰囲気だった?
子:基本的には真面目で責任感が強い人が多かったかな。でもみんな「子どもが好き」って共通点があるから、やわらかい雰囲気だったよ。
母:がつがつしてる子は少なそうね。
子:うん。成績とかよりも「いい先生になりたい」って気持ちで動いてる人が多いから、ピリピリした感じはなかった。
母:チームワークとかもある?
子:模擬授業や実習の準備ではグループで動くから、協力し合う機会も多かったよ。自然と仲良くなる感じ。
母:いい仲間に恵まれたのね。
子:うん、同じ目標に向かってがんばる仲間がいたから、最後まで折れずにいられたと思う!


一番の思い出|“子どもたちの笑顔”に支えられた教育実習

母:大学生活で一番印象に残ってるのは?
子:教育実習かな。初めて一人で授業を任された日、緊張でガチガチだったんだけど…
母:それでもやりきったの?
子:うん。授業のあとに「先生、わかりやすかった!」って子どもたちが言ってくれて、泣きそうになった。
母:それは忘れられない経験ね。
子:あの瞬間、「先生になりたい」って気持ちが本物だったんだなって確信できた。私にとって一生の宝物だよ。


受験生の親へのメッセージ|“地に足のついた教員志望の子”にぴったりの学び舎

母:最後に、岩手大学の教育学部を目指す親御さんに伝えたいことある?
子:はい。もしお子さんが「本気で先生になりたい」「教育現場で役立つ力を身につけたい」って思っているなら、岩手大学は本当におすすめです。
母:どうしてそう思うの?
子:現場主義のカリキュラムや、先生方の丁寧な指導、そして仲間の支えがあるから、自分のペースでしっかり力を伸ばせる環境です。
母:4年間で、ちゃんと“先生”になれたって感じるのね。
子:はい。「子どもに何を届けられるか」を真剣に考える時間があったから、自信を持って教育の世界に飛び込めます!

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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