【親向け】愛知県立芸術大学の美術・音楽の学び・雰囲気・進路をやさしく紹介!

芸大って、普通の大学と何が違うの?

親:芸術大学って、ふつうの大学とどう違うのかしら。学費も気になるし、就職もちゃんとできるのかしらね。

子:芸大は、絵を描いたり楽器を演奏したりと、実技中心の授業が多いんだよ。愛知県立芸術大学は、県立だから学費も国公立並みに抑えられてるし、先生との距離も近いよ。

親:へえ、それは安心ね。どんな学部があるの?

子:大きく分けて「美術学部」と「音楽学部」があるんだ。それぞれ細かい専攻が分かれていて、専門的に学べるようになってるよ。


美術学部

特徴

  • 日本画、油画、彫刻、デザイン、工芸、芸術学などの専攻があり、制作実習を中心に表現力と専門技術を育む。
  • 実技試験での入試が中心で、入学後も少人数での制作指導やアトリエ活動が行われる。
  • 美術史や評論、キュレーションなど理論的な分野も学べる。

雰囲気

  • 制作に没頭する学生が多く、個性を尊重し合う自由な雰囲気。
  • 静かなキャンパスで、一人ひとりの創作を大切にする環境が整っている。

主な進路

  • デザイン事務所、広告・印刷会社、美術館・博物館、学校教員(美術)、大学院進学、アーティスト活動 など

音楽学部

特徴

  • 作曲・声楽・器楽(ピアノ、弦、管打など)・音楽学と多様な専攻があり、個別レッスンを通じて専門性を高める。
  • 演奏会や合奏・合唱などの実技演習が豊富で、実践力を磨ける。
  • 学内外での演奏機会も多く、地域との連携活動も展開。

雰囲気

  • 音楽に情熱を持つ学生が集まり、練習熱心でストイック。
  • 和やかながらも切磋琢磨できる雰囲気があり、仲間同士の刺激も大きい。

主な進路

  • 演奏家、作曲家、音楽講師、学校教員(音楽)、音楽関連企業、大学院・留学 など

就職とキャリア支援体制

  • 個別対応が基本の進路支援。教員や外部講師によるアドバイスが受けられる
  • 教職課程も充実し、美術・音楽教員の免許取得が可能
  • 卒業生ネットワークを活かした進路相談や展示・演奏会の支援あり
  • 地元企業・施設と連携したアートプロジェクトや演奏会もあり、実績づくりがしやすい

まとめ|創造力と感性を専門的に伸ばせる公立芸大

愛知県立芸術大学は、

  • 美術学部で「つくる力」と「観る力」を深め、
  • 音楽学部で「表現する力」と「伝える力」を磨ける大学です。

「子どもには好きなことを突き詰めてほしい」「アートや音楽の道で生きていける力を身につけてほしい」と考える保護者にとって、
高い専門性と丁寧な育成体制を備えた、コストパフォーマンスにも優れた選択肢と言えるでしょう。

創造の未来を、この大学で。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。