【親のための会津大学ガイド】コンピュータ理工学部の特徴・雰囲気・就職をやさしく解説

“日本初のコンピュータ専門大学”が育てる、世界に通用するIT人材

会津大学とは?

会津大学は、福島県会津若松市にある日本初のコンピュータ専門公立大学で、1993年の設立以来、IT・情報分野に特化した教育と研究を行っています。
全学年で原則英語による授業が導入され、外国人教員も多く、グローバルに活躍できるエンジニアや研究者を育てる体制が整っています。

大学のスローガンは「For Those Who Aspire to Science and Technology(科学と技術を志す者のために)」で、学びへの意欲を尊重する校風です。


学部紹介【コンピュータ理工学部】

コンピュータ理工学部

特徴:コンピュータサイエンス・ソフトウェア工学・AI・ネットワーク・IoT・セキュリティなど、情報系を総合的かつ専門的に学べる日本唯一の学部。研究色も強く、大学院進学者も多い。
進路例:IT企業(SE・プログラマー)、AI開発、Web・アプリ開発、外資系IT、大学院進学など。
雰囲気:技術志向が強く、コツコツ型・理詰めタイプの学生が多い。国際色も豊かで、学内の会話が英語になることも。


就職傾向と支援体制

  • 就職率:例年98〜100%近くを維持。エンジニア系の就職に強い
  • 主な就職先:Google Japan、楽天、NTTデータ、富士通、日立、ソニー、外資系IT企業、大学院など
  • キャリア支援:研究指導+企業連携+キャリアセンターの三位一体で支援。TOEIC対策や海外就職支援もあり
  • 大学院進学:学部の学びが専門的なため、学内・国内外の大学院進学希望者も多い

よくある保護者の質問

Q. 英語に自信がない子でも大丈夫?
→ 1年次に英語準備科目が用意されており、サポート体制が整っています。段階的に慣れていけます。

Q. 文系出身でも入れますか?
→ 理系向けの専門性が高いため、ある程度の数学・理科の基礎が求められますが、入学後のサポートもあります。

Q. 会津若松での一人暮らしはどう?
→ 家賃相場は安く、自然も豊か。大学周辺は学生向けアパートも多く、静かな環境で学習に集中できます。


まとめ|“世界で通用するIT人材”を育てる専門公立大学

会津大学は、IT・AI・プログラミングの専門性を極めたい学生にとって、国内随一の教育環境を提供しています。
「将来はITのプロとして活躍してほしい」「世界を視野に入れて学ばせたい」と願う保護者にとって、非常に魅力ある進学先といえるでしょう。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。