【親のための足利大学ガイド】全2学部の特徴・雰囲気・就職をやさしく解説

足利大学とは?

足利大学は、栃木県足利市に本部を置く私立大学で、工学と看護の2つの専門分野に特化しています。創立当初から「実学による地域貢献」を掲げており、地元企業・医療機関との結びつきが強く、卒業後の進路も安定しています。


学部紹介

工学部

  • 特徴:機械・電気電子・創生工・建築の各分野で、ものづくりの基礎から応用までを実践的に学べるカリキュラム。産学連携プロジェクトや資格取得支援も充実。
  • 雰囲気:理系らしく落ち着いた雰囲気の中で、コツコツと技術を身につける学生が多い。ものづくりやプログラミングが好きなタイプに向いています。
  • 進路:製造業、インフラ企業、建設会社、IT企業、電力・通信系企業、地元企業など幅広く就職。

看護学部

  • 特徴:看護師・保健師(選抜)資格に対応。1年次からの病院実習や地域看護実習が特徴で、現場で役立つ実践的なスキルを重視した教育体制。
  • 雰囲気:責任感が強く、医療職への使命感を持った学生が多い。仲間同士の協力が重要視されるあたたかな雰囲気です。
  • 進路:病院、クリニック、訪問看護ステーション、介護施設、行政(保健師)などへの就職が中心。

就職と進路支援体制

  • 工学部・看護学部ともに地域との結びつきが強く、地元志向の学生にとって有利な環境。
  • キャリア支援センターによる個別面談や企業・病院との連携ガイダンス、インターン紹介、履歴書添削など支援が手厚い。
  • 国家資格(看護師・保健師)や技術系資格(電気主任技術者、CADなど)の取得支援講座も開講。

まとめ|“実学で地域に貢献する力”を育てる大学

足利大学は、実践的な技術や看護の知識を身につけ、地域社会の中で安定した進路を目指す学生にぴったりの大学です。「しっかり学んで、手に職をつけてほしい」と願う保護者にとって、安心して送り出せる進学先といえるでしょう。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。