【親のためのフェリス女学院大学ガイド】グローバル教養学部の特徴・雰囲気・就職をやさしく解説

フェリス女学院大学とは?

フェリス女学院大学は、神奈川県横浜市にあるキリスト教主義の伝統ある女子大学です。
「For Others(他者のために)」という建学の精神をもとに、国際性・教養・自立を重視した教育を展開しています。

その中でもグローバル教養学部は、現代社会を生き抜くために必要な「語学力」「批判的思考力」「他文化理解力」を育むことを目的とした学部であり、英語による授業・留学・国際的キャリア支援が充実しています。


グローバル教養学部

特徴

  • 授業の約半数が英語で行われる(English-medium instruction)
  • 「国際社会と人間理解」をテーマに、政治、経済、歴史、文化、ジェンダーなどを学際的に学ぶ
  • 必修の海外留学制度があり、原則として全員が海外での学びを経験
  • 英語教育とともに、リベラルアーツに根ざした知性と発信力を鍛える

雰囲気

  • 英語や国際問題に関心の高い、自立心が強く思慮深い学生が多い
  • 留学や異文化交流に前向きな姿勢を持ち、向上心が高く、静かに努力するタイプが多い
  • 落ち着いたキャンパスで、対話と探究を大切にする学風

主な進路

  • 外資系企業、商社、航空業界(CA・GSなど)
  • 国際機関、NGO・NPO、留学カウンセラー
  • 出版・教育・観光・メーカーなど幅広い分野の一般企業
  • 大学院進学(国際関係・社会学・ジェンダーなど)

就職とキャリア支援体制

  • グローバル人材向けの英語面接・ES添削・業界別セミナーを学内で実施
  • 留学経験を活かした進路相談やOB・OGネットワークも充実
  • 教職課程や学芸員資格にも対応しており、進学・資格志望も支援

まとめ|“世界に通じる教養”で未来を拓く女子大学

フェリス女学院大学グローバル教養学部は、語学と教養の力で世界と向き合う女性を育てる学部です。
「国際的な感性を持ち、自立した人生を歩んでほしい」と願う保護者にとって、
確かな英語力と柔らかな人間理解力を育てる教育環境は、大きな安心につながるでしょう。

静かな情熱と知性を育む、女子教育の伝統校としておすすめできる学部です。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。