親：群馬県立女子大学って聞いたことはあるけど、どんなところなの？
子：文学や国際コミュニケーションを中心に、表現力やグローバル感覚を育てる女子大学だよ。少人数制で、一人ひとりの成長を大切にしてくれるんだ。
親：人文系の教養も国際的な視野も、どちらも身につくってことね。女子大らしい落ち着いた雰囲気も安心できそう。
群馬県立女子大学とは？
群馬県立女子大学は、群馬県佐波郡玉村町に位置する公立の女子大学です。
1974年の開学以来、「知性と感性のバランス」「地域と世界をつなぐ女性の育成」「対話と思考を重視する教養教育」を理念に掲げています。
2つの学部——文学部と国際コミュニケーション学部を擁し、
● 深い教養に裏打ちされた表現力
● グローバルな視点と実践的コミュニケーション能力
を兼ね備えた人材を育成することを目指しています。
女子大学ならではのきめ細やかなサポート体制と、落ち着いた学びの環境も魅力のひとつです。
文学部
特徴
- 文学・言語・文化・芸術・思想など、人文的テーマを深く探究
- 少人数制のゼミ・演習で、自己表現力・批判的思考力を養う
- 書く・話す・読むといった「ことばの力」を基盤に、教養を積み上げる
主な進路
- 教育、出版、図書館、文化行政、マスコミなど言語・文化に関わる分野
- 公務員（行政職・文化関連職）／教員（中学・高校）／大学院進学
- 地元企業や地域文化活動との連携で、地元志向のキャリア形成も多数
国際コミュニケーション学部
特徴
- 英語を中心とした外国語運用能力の向上と、多文化理解の深化
- 異文化間での対話力・協働力を磨くカリキュラム設計
- 留学・海外研修・国際交流など、グローバルに活躍する女性を育成
主な進路
- 外資系企業／観光・航空・サービス業界／国際業務担当職
- NGO・NPO・自治体の国際交流部門／翻訳・通訳関連職
- 英語教育や国際関係研究を目指して大学院進学も
大学の雰囲気と学習環境
- 学生と教職員の距離が近く、親身な指導が受けられる少人数教育
- 女子大学特有の温かく穏やかなキャンパス文化
- 自主ゼミ・地域貢献プロジェクト・発表会など、アウトプットの機会が豊富
- 国際交流センターによる語学支援・海外研修支援も充実
キャリアと就職支援体制
- 進路選択から内定獲得まで、個別面談や就職セミナーでしっかりサポート
- 教員志望者への採用試験対策、公務員講座、資格試験支援も整備
- 地域企業との連携インターンシップ、合同企業説明会の開催
- 女性のライフプランに寄り添ったキャリア教育も注目ポイント
まとめ｜“ことば・教養・国際性”を土台に、女性の未来を応援する大学
群馬県立女子大学は、
- 文学部で「深い教養と表現力」
- 国際コミュニケーション学部で「語学力と多文化理解力」
という異なる強みをもとに、女性の可能性を広げる教育を行っています。
「子どもには、社会に出てからも自信を持って言葉で伝えられる力を身につけてほしい」
「地方にいても国際的な視野を育てて、世界と関われる女性になってほしい」
そんな保護者の願いに応えてくれる、あたたかく力強い女子大学です。
学びを通して、自分らしい未来へ。
群馬県立女子大学で、その一歩を。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
