石川県立大学とは？
石川県立大学は、石川県野々市市に位置する公立理系大学です。
「いのち」「自然」「地域社会」を支える学問分野に特化し、応用生命科学・農学・環境科学を実践的に学ぶことができます。
地方公務員・食品・バイオ・環境系企業など、社会に直結した進路に強く、地元志向の理系大学として注目されています。
生物資源環境学部（1学部3学科）
① 生産科学科
特徴
農業・生物生産・バイオテクノロジーなどを学び、持続可能な食料生産と環境調和型農業を探究する学科です。遺伝子・育種・栽培技術などの実験も豊富。
雰囲気
自然や植物、微生物に興味を持つ学生が多く、研究熱心でおだやかな雰囲気。実験・農場実習も活発。
主な進路
- JA（農協）／農業関連企業／バイオ研究
- 食品メーカー／行政（農政職）
- 大学院進学
② 環境科学科
特徴
環境保全・資源循環・水質・大気・土壌など、環境と人間の共生を科学的に考える学科。分析・測定・フィールドワーク中心の授業が多めです。
雰囲気
フィールドワークや地域調査に前向きな、アウトドア志向の学生も多い。社会課題に関心が高く、真面目な雰囲気です。
主な進路
- 環境コンサルタント／公害防止管理者
- 公務員（環境・上下水道部門など）
- エネルギー・インフラ企業／大学院進学
③ 食品科学科
特徴
食品の安全・機能・加工技術・微生物制御などを学び、食と健康を科学的に支える人材を育てます。企業と連携した実験・開発も多く、実務力重視です。
雰囲気
食や栄養に関心が高く、実験・分析をこつこつ積み重ねるタイプが多い。女性の比率も比較的高く、落ち着いた雰囲気。
主な進路
- 食品メーカー（開発・品質管理・商品企画）
- 地方自治体・保健所・食品検査機関
- 大学院進学／管理職候補として就職する学生も多い
キャリア・就職支援体制
- 公務員試験や資格取得（技術士補、危険物取扱者など）対策も充実
- 地元企業・自治体との連携強く、インターンや共同研究が豊富
- 実験・研究→社会実装まで見据えた教育設計が評価されている
まとめ｜「農・食・環境」の未来を支える理系人材を育てる大学
石川県立大学は、
- 食・農・生命に関わる応用力と実践力を身につけ、
- 地域や社会に貢献できる理系人材を育てる実学志向の公立大学です。
「自然や食の分野で社会貢献してほしい」
「専門性のある理系進路で地元に根づいた働き方をしてほしい」
と願う保護者の方にとって、着実な将来設計ができる安心の進学先です。
“いのち・環境・地域”を科学する学びを、この大学で。