“地域×専門性”で未来を切り拓く、岩手の知の拠点
岩手県立大学とは?
岩手県立大学は、岩手県滝沢市に本部を置く公立大学です。看護・福祉・情報・政策という社会的ニーズの高い4分野を柱に、「地域貢献×専門性の深化」をめざす実学志向の大学です。
地域と連携した教育・実習が豊富で、まじめに地元や社会の課題に向き合う学生が多く、保護者からの信頼も厚い大学です。
学部紹介【全4学部】
看護学部
特徴:看護師・保健師をめざす専門教育。地域医療と密接に連携し、1年次から実習も豊富。
雰囲気:誠実で責任感のある学生が多く、協調性に富んだ学びの姿勢が特徴。
進路例:病院、保健所、訪問看護、行政の保健師など。
社会福祉学部
特徴:福祉現場を支えるソーシャルワーカー・相談支援職などを育成。心理・福祉・法制度を総合的に学ぶ。
雰囲気:思いやりと対人支援に意欲的な学生が中心。実習重視で実務感覚を養う。
進路例:福祉施設、医療ソーシャルワーカー、児童相談所、公務員など。
ソフトウェア情報学部
特徴:AI・IoT・データサイエンス・システム開発など、先端IT技術を実践的に学ぶ。
雰囲気:理論と実装の両輪で学ぶ姿勢が求められ、地元企業との共同研究も盛ん。
進路例:IT企業、官公庁システム職、スタートアップ、教員など。
総合政策学部
特徴:政策・経済・経営・国際・法制度などを幅広く学び、地域社会や行政で活躍できる力を育成。
雰囲気:地域課題に関心が高く、社会に出て役立ちたいという意識の強い学生が多い。
進路例:地方公務員、企業の企画職、NPO、金融機関など。
就職実績と支援体制
- 就職率(2023年度):多くの学部で就職率95%以上を維持
- 公務員合格実績:県内自治体や福祉系職種などで安定した実績
- 支援内容:キャリア支援センターによる面談、セミナー、求人紹介など手厚い対応
よくある保護者の質問
Q. 学生の雰囲気は?
→ 地元出身者が多く、まじめで落ち着いた学生が中心。穏やかな学風です。
Q. 岩手での一人暮らしは大丈夫?
→ 滝沢キャンパス周辺は治安もよく、家賃も安いため安心して暮らせます。
Q. 学費は?
→ 公立大学として、私立より学費は抑えられます(年間授業料約53万円)。奨学金制度もあり。
まとめ|“地域に根差し、専門性で社会を支える”大学
岩手県立大学は、地域社会と強く結びついた教育と、高い専門性を兼ね備える公立大学です。
「安定した進路」「人の役に立つ仕事」「地元での就職」を望む保護者にとって、信頼できる選択肢といえるでしょう。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。