親:東京慈恵会医科大学って、聞いたことはあるけど有名なの?
子:うん、有名だよ。私立医学部の中でも歴史があって、「病気を診る前に人を診る」っていう理念が特に大切にされている大学なんだ。
親:なるほど…医師としての技術だけじゃなく、人間として信頼されることを重視しているのね。
東京慈恵会医科大学とは?
東京慈恵会医科大学は、1875年に創立された医学校を起源とする、日本で最も古い私立医科大学の一つです。「病気を診ずして病人を診よ」という理念のもと、単なる知識や技術だけでなく、人間性と倫理観を備えた医師の育成を目指しています。
都心・西新橋に本部を置き、附属病院を4つ持ち、地域医療から高度先進医療まで幅広い臨床教育を提供しています。多くの卒業生が全国の医療現場でリーダーとして活躍しています。
医学部
特徴
- 1年次から患者中心の医療観を学び、6年かけて着実に臨床力を養成
- 全国屈指の附属病院群で豊富な臨床実習を経験できる
- 少人数制教育と担任制で、学習・生活両面を手厚くサポート
- 医療倫理や医師としての態度など「人としての成長」にも注力
主な進路
医師国家試験合格後の臨床研修(大学病院・市中病院)/大学院進学/専門医取得/公的医療機関・厚生労働省関連機関など
卒業後は多くの学生が慈恵医大附属病院をはじめとした関連病院に勤務し、着実にキャリアを築いていきます。
就職とキャリア支援体制
- 医師国家試験に向けた段階的対策で、合格率は常に高水準を維持
- 初期研修から専門医取得までを視野に入れたキャリア形成支援
- 担任教員やキャリア支援室による個別指導が充実
- 医学研究・行政・国際医療など、多様な進路にも対応
国家試験合格はもちろん、「その先のキャリア」まで見据えたサポート体制が整っています。
まとめ|“医師である前に、一人の人間として”育てる伝統と実績の医科大学
東京慈恵会医科大学は、
- 医学知識と人間性を両立する教育
- 全国屈指の附属病院による実践的な臨床力育成
- 国家試験から将来の専門医までを見据えた長期的なキャリア支援
を特徴とする、信頼と実績ある私立医科大学です。
「子どもには確かな知識と温かい心を持つ医師になってほしい」
「人の命を預かる責任感と誠実さを育んでほしい」
そう願う保護者にとって、東京慈恵会医科大学は非常に心強い選択肢です。
ここで学ぶ6年間が、未来の医師としての礎になります。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。