【親のための神奈川工科大学ガイド】全3学部の特徴・雰囲気・就職をやさしく解説

神奈川工科大学とは?

神奈川工科大学(KAIT)は、神奈川県厚木市にある実学重視の理系私立大学です。
「手に職をつける」「社会にすぐ役立つ力を育てる」ことをモットーに、工学・情報・医療健康の分野で専門教育を展開。

**全国トップクラスの実就職率(約95%)**を誇り、企業や医療現場からの信頼も厚く、保護者にとっても「安心して送り出せる大学」として高い評価を得ています。


工学部

特徴

ものづくり・エネルギー・化学といった産業の基礎を担う技術を学びます。
機械工学科・電気電子情報工学科・応用化学科があり、設計・製造・材料・環境などをテーマに幅広くカバー。

雰囲気

「機械いじりが好き」「電気回路に興味がある」といったコツコツ型の学生が多く、まじめで落ち着いた雰囲気。実験や装置の操作を楽しみながら学ぶ学生が目立ちます。

主な進路

  • 自動車・電機・化学・インフラ企業の技術職
  • メーカーの設計・開発・生産管理職
  • 技術系公務員・教員(工業高校など)
  • 大学院進学・研究職

情報学部

特徴

AI・IoT・プログラミング・情報セキュリティなど、今後の社会に不可欠な情報技術を体系的に学べます。基礎から応用まで段階的に学ぶことで、未経験者も安心。

雰囲気

PCやITに強い関心を持つ学生が多く、静かで集中力のあるタイプが多め。ゲーム・ネットワーク・ハード開発など、それぞれの興味を深掘りする傾向があります。

主な進路

  • IT企業(SE・プログラマー・ネットワークエンジニア)
  • 通信・システム開発・クラウドサービス系企業
  • セキュリティ・AI・ソフトウェア業界
  • 大学院進学・スタートアップ起業

健康医療科学部

特徴

医療と科学を融合し、健康・福祉・医療の現場を支える専門職を育てる学部。臨床工学技士・診療放射線技師の国家資格対応コースや、健康支援の学びを含みます。

雰囲気

「人の役に立ちたい」「医療職で社会貢献したい」という意識の高い学生が多く、責任感や協調性を大切にする姿勢が見られます。医療機器や人体の仕組みに興味を持つ理系志向の学生に向いています。

主な進路

  • 医療機関(臨床工学技士・放射線技師など)
  • 健康支援関連企業・福祉施設
  • 医療機器メーカー・製薬・公的研究機関
  • 国家資格取得後の病院就職

就職とキャリア支援体制

  • 実就職率95%以上(文部科学省集計で上位常連)
  • キャリア支援課による個別サポート・企業紹介・模擬面接が充実
  • 技術職・医療職・IT職に強く、資格取得支援制度も豊富
  • 地元企業~大手企業までOB・OGネットワークが強み

まとめ|“専門性と実就職力”で安心できる理系私大

神奈川工科大学は、「技術を社会に活かす力」と「実務的な就職力」を育てる理系実学の大学です。
手に職がつき、安定した将来設計を描ける教育体制は、
「子どもには専門分野で長く働いてほしい」と願う保護者にとって、非常に安心できる進学先といえるでしょう。

大学での学びがそのまま社会に直結する、頼れる理系大学です。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。