【親のための関東学院大学ガイド】全11学部の特徴・雰囲気・就職をやさしく解説

関東学院大学とは?

関東学院大学は、横浜市や金沢八景、関内エリアなどに複数キャンパスを展開する総合私立大学です。
キリスト教精神に基づいた「人になれ 奉仕せよ」の理念のもと、文系・理系・医療系の11学部を設置
地域連携・キャリア教育・資格取得支援が充実しており、「実学力」「人間力」「就職力」を伸ばす大学として注目されています。


法学部

特徴: 法の基本と応用(民法・憲法・刑法・国際法など)を学び、公正な社会を支える人材を育成。
雰囲気: 公務員志望が多く、落ち着いた雰囲気。議論型の授業も多め。
主な進路: 公務員、警察・消防、企業の法務部門、法律系資格取得


経済学部

特徴: 経済理論、金融、地域経済などを中心に、政策分析やデータ活用にも強み。
雰囲気: 社会問題に関心のある堅実な学生が多い。
主な進路: 金融・商社・IT、自治体、経済系公務員、データ分析職


経営学部

特徴: マーケティング・会計・組織マネジメントなどを通して、企業活動を総合的に学ぶ。
雰囲気: プレゼン好き・発信力のあるタイプが多く、実務志向が強め。
主な進路: 一般企業の営業・企画・管理職、ベンチャー、会計事務所


国際文化学部

特徴: 英語・異文化理解・国際交流を軸に、グローバル人材の基礎を養成。
雰囲気: 語学好きで海外志向のある学生が多く、留学にも積極的。
主な進路: 航空・観光業、外資系、貿易関連、語学教育、国際NPO


社会学部

特徴: 現代社会・メディア・ジェンダー・地域・福祉など、社会の変化と課題を多角的に分析。
雰囲気: 社会的テーマに敏感な学生が多く、落ち着きと探究心がある。
主な進路: 公務員、マスコミ、広告・広報、NPO、教育・調査分野


人間共生学部

特徴: 障がい・高齢・子ども・地域共生などをキーワードに、人と人との支え合いを実践的に学ぶ。福祉職・教育職・公務員志望に対応。
雰囲気: 穏やかで協調性があり、人の役に立ちたいという想いが強い学生が多い。
主な進路: 社会福祉施設、行政(福祉職)、福祉系NPO、公務員、保育・教育関連


教育学部

特徴: 初等教育・特別支援教育に力を入れた教員養成学部。実習と演習中心の実践型教育。
雰囲気: 子ども好きで明るく素直な学生が多く、教員採用試験に向けて仲間同士で支え合う文化あり。
主な進路: 小学校教員、特別支援学校教員、学童・児童福祉職、教育NPOなど


理工学部

特徴: 機械・電気電子・情報・応用化学など幅広い工学分野を網羅。AIやロボティクスも学べる。
雰囲気: 真面目でコツコツ型の理系志向の学生が多い。研究好きも多く、大学院進学も視野。
主な進路: メーカー、IT企業、技術職、研究職、公務員(技術系)


建築・環境学部

特徴: 建築設計・構造・都市環境・インテリアなど「暮らしの空間」をテーマに学ぶ。1級建築士対策にも対応。
雰囲気: 創造性と細やかさを兼ね備えた学生が多く、模型制作やプレゼンが好きなタイプに向く。
主な進路: 建築設計事務所、住宅メーカー、都市開発企業、建築士・空間デザイナー


看護学部

特徴: 地域医療・災害看護・高齢者看護などに強く、国家試験対策・実習サポートが充実。
雰囲気: 人の役に立ちたいという思いが強く、協調性と責任感を大切にする雰囲気。
主な進路: 総合病院、訪問看護、保健師、大学院進学


栄養学部

特徴: 管理栄養士養成課程で、臨床・スポーツ・地域栄養など多分野に対応。実験や調理実習も豊富。
雰囲気: 健康や食に関心の高い学生が多く、まじめで観察力・計画性に優れたタイプが多い。
主な進路: 病院・福祉施設の管理栄養士、食品企業、公務員(栄養職)、学校栄養教諭


まとめ|“地域と世界に貢献する実学教育”で確かな進路を築く総合大学

関東学院大学は、地域社会・国際社会・人とのつながりを重視し、「実学」によって社会で役立つ力を育てる大学です。
豊富な学部構成と丁寧な学生支援、資格・就職実績により、「安定した進路を歩んでほしい」と願う保護者にとって非常に安心できる進学先といえるでしょう。

横浜を拠点に、社会に根ざした実践力を育てる教育が、ここにあります。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。