親:京都美術工芸大学って、名前からしてアート系の大学みたいだけど、どんな学部があるの?
子:芸術学部と建築学部があって、美術・工芸・デザインから建築まで、表現やモノづくりを実践的に学べる大学だよ。
親:クリエイティブな分野で将来を目指すなら、しっかり専門を学べそうね。
京都美術工芸大学とは?
京都美術工芸大学(Kyoto University of the Arts and Crafts)は、京都市左京区にある私立の芸術系大学です。
伝統文化と先端技術の融合を掲げ、「実践的教育」「少人数指導」「個別支援」を重視した芸術・建築教育を展開。
就職や起業も視野に入れたキャリア支援が特徴で、“芸術を仕事にする”ための学びが充実しています。
芸術学部
特徴
- 美術・工芸・デザインを軸に、「創造力」「表現力」「発信力」を養う
- 京都の伝統文化や工芸に触れながら、現代のアート・デザイン表現も幅広く学ぶ
- 展覧会・コンペ・商品開発など、社会とつながる実践的な学びが充実
雰囲気
- 自分の感性を大切にしながら、コツコツ作品制作に取り組む学生が多い
- 穏やかで、表現を通じて互いに刺激し合える環境
主な進路
- デザイン事務所/広告・出版/工芸・アート作家/美術館・ギャラリー勤務/教員・大学院進学 など
建築学部
特徴
- 建築設計・空間デザイン・住環境・街づくりなどを総合的に学ぶ学部
- 建築士資格(2級・1級)取得に向けたカリキュラムが整備されている
- 製図・模型制作・CAD演習など、実務に直結した教育が中心
雰囲気
- ロジカルに考える力と、空間を形にするセンスを磨く学生が集まる
- チーム制作も多く、協調性やプレゼン力も鍛えられる
主な進路
- 建築設計事務所/住宅メーカー/インテリア・空間デザイン企業/公務員(建築技術職)など
就職とキャリア支援体制
- 「アートで食べていく力」を育てるキャリア教育を実施
- 学外コンペや企業連携プロジェクトへの参加機会が豊富
- 建築士・教員・クリエイティブ職の資格・就職支援が手厚い
- ポートフォリオ指導・模擬面接など、個別対応型サポートを実施
まとめ|“創造”を仕事につなげる、京都発の芸術実践大学
京都美術工芸大学は、
- 芸術学部で「表現力と創造力」を、
- 建築学部で「設計力と空間提案力」を実践的に育む大学です。
「子どもには感性や創造性を生かした職業に就いてほしい」
「芸術系の道でも、仕事として自立できる力を身につけてほしい」
そんな保護者にとって、専門力と実社会への対応力がそろった進学先です。
“好き”を仕事にする力を、この大学で。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。