三重県立看護大学とは?
三重県立看護大学は、三重県津市に位置する公立の看護系大学です。1997年に開学し、看護学部と大学院看護学研究科を設置しています。看護師・保健師の国家試験受験資格を全学生が取得でき、所定の単位を修得すれば助産師の国家試験受験資格も得られるカリキュラムが特長です。地域医療に貢献する実践的な教育を重視し、質の高い看護職者の育成を目指しています。
看護学部の学び・雰囲気・進路
看護学部(看護学科)
特徴
看護学部では、看護師・保健師の国家試験受験資格を全員が取得でき、所定の単位を修得すれば助産師の国家試験受験資格も得られるカリキュラムが特長です。地域との連携を重視し、学生自らが市町へ出向いて地域と人を理解する「ふれあい実習」が必修となっています。
雰囲気
学生同士や教員との距離が近く、アットホームな雰囲気が特徴です。チューター制度により、学習や生活面でのサポートが充実しています。
主な進路
・三重県立総合医療センター
・済生会松阪総合病院
・伊勢赤十字病院
・名古屋市立大学医学部附属西部医療センター
・三重大学医学部附属病院
・藤田医科大学病院
など、県内外の医療機関への就職実績があります。
学生生活と学習環境
- キャンパスは丘の上にあり、静かで落ち着いた環境です。
- 施設・設備は充実しており、清潔感があります。
- 単科大学のため、他学部との交流は少ないですが、他大学のサークルに参加する学生もいます。
- 実習は県内外の医療機関で行われ、幅広い経験が積めます。
就職とキャリア支援体制
- 国家試験対策講座や模擬試験を通じて、合格に向けたサポートが充実しています。
- キャリアセンターによる個別相談や就職ガイダンスが定期的に実施され、就職活動を全面的に支援します。
- 地域医療機関との連携により、地元就職の機会も豊富です。
まとめ|地域医療に貢献する看護職を育てる実践大学
三重県立看護大学は、
- 看護師・保健師の国家資格取得を全員が目指せるカリキュラム
- 地域との連携を重視した実践的な教育
- 充実したサポート体制
を特徴とし、地域医療に貢献する看護職者を育成しています。「子どもには確かな資格を取得し、地域社会で活躍してほしい」と願う保護者にとって、安心して任せられる進学先と言えるでしょう。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。