親:奈良県立大学って、ちょっと珍しい名前ね。何を学ぶ大学なの?
子:地域創造学部っていう、まちづくりや観光、国際協力などを学べる学部があるんだ。奈良をフィールドにして実践的に学べるのが特徴なんだよ。
親:地域の課題に向き合う力って、今の時代にすごく大事な力よね。就職にも活かせそう!
奈良県立大学 地域創造学部とは?
奈良県立大学は、奈良市に位置する公立大学で、「地域を深く知り、社会に貢献する人材の育成」を目的に設立されました。
地域創造学部は、地域と世界の両面に目を向けながら、実践的なフィールドワークと理論を融合させた学びを提供しています。
学生は地域課題を自ら見つけ、現地調査・提案・発表といったプロセスを通じて、企画力・発信力・行動力を育てていきます。
特徴
- 奈良という歴史と文化の豊かな地域を活かした実践型授業が豊富
- 観光・国際交流・まちづくり・地域産業など、社会課題に直結した学びが中心
- 行政・企業・NPOとの連携プロジェクト多数。地域に飛び出して学ぶスタイル
- 少人数教育とグループワーク中心の授業で、主体性とコミュニケーション力が育つ
- 海外研修や国際理解プログラムもあり、グローバルな視点も養成
主な進路
- 地方自治体・観光協会・地域金融機関など地域密着型の職種
- 一般企業(企画・広報・マーケティング・地域戦略部門)
- 国際交流・NPO・教育関連・大学院進学なども多数
就職とキャリア支援体制
- 1年次からキャリア教育を導入し、地域・社会と関わる経験を重視
- インターンシップや地域活動を通じた“実践型自己分析”が可能
- 地元企業や行政とのつながりを活かした就職支援体制
- 公務員試験や地域系就職に向けた対策講座も実施
まとめ|“地域を動かす力”を育てる、新しい時代の公立大学
奈良県立大学 地域創造学部は、
奈良という歴史ある地域を舞台に、
観光・地域振興・国際協力などのリアルな課題に向き合い、
自分の足で考え、動く力を身につけることができる学部です。
「子どもには、人や地域の役に立つ仕事に就いてほしい」
「安定だけでなく、社会と関わる手応えある学びをしてほしい」
そんな保護者の願いに応える、“地域と世界をつなぐ人材育成”の大学です。
奈良から、地域も世界も動かせる人へ。その第一歩がここにあります。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。