親:県立広島大学って、どんな大学なの?名前からして地域密着型のイメージだけど…。
子:たしかに地域貢献を重視しているけど、それだけじゃなくて、国際感覚や先端的な分野の学びも広がっている大学なんだよ。
親:広島にいながら、地域にも世界にも通じる力を育てられるってことね。
県立広島大学とは?
県立広島大学は、2005年に3つの県立大学を統合して誕生した公立大学で、庄原・三原・広島の3キャンパスに分かれています。
「地域に根ざしつつ、世界に羽ばたく人材の育成」を理念に掲げ、地域課題の解決に貢献する実践的な教育が特徴です。
小規模ながらも、一人ひとりの学生を丁寧に育てる教育環境と、全国的にも高水準の就職実績を誇ります。
地域創生学部
- 地域の課題を多角的に学び、実際のプロジェクトを通じて解決策を考える実践型教育
- 国際経営、公共政策、国際文化など多様な領域で、地域と世界をつなぐ視点を養成
- 地域行政や地元企業との連携によるフィールドワークも充実
主な進路
地方公務員/地域金融機関/コンサルティング会社/大学院進学など
生物資源科学部
- 食・環境・生命をテーマに、農業・バイオ・環境分野の専門知識を理論と実験から学ぶ
- 地域の産業や自然資源と連動した実習・研究で、応用力を育成
- サステナブル社会に貢献する理系人材をめざせる学部
主な進路
食品メーカー/環境コンサル/研究職/公務員(農林水産系)など
保健福祉学部
- 看護・リハビリ・福祉など、人の健康と生活を支える分野を実践的に学ぶ
- 医療・福祉施設との密な連携による実習と専門性の高い教育環境
- チーム医療や地域包括ケアに対応した人材の育成に力を入れている
主な進路
病院・クリニック/福祉施設/保健所/公務員(保健師・福祉職)など
就職とキャリア支援体制
- 少人数制を活かした、教員とキャリアセンターの手厚い個別サポート
- 各学部に特化したインターンシップや、地域企業とのマッチングイベントも開催
- 公務員・資格試験への支援体制も万全
特徴的な取り組み
- 就職セミナーや模擬面接の充実
- OB・OGとの交流会でリアルな職場情報を共有
- 地元就職率の高さと、医療・行政系への強さも魅力
まとめ|地域に根ざし、世界とつながる人材を育てる県立大学
県立広島大学は、
- 地域創生学部で「地域社会を動かす知恵と実行力」
- 生物資源科学部で「自然と共生する科学の応用力」
- 保健福祉学部で「命と暮らしを支える専門性」
を育む大学です。
「地域で学びながら、全国でも通用する力をつけてほしい」
「公立大学で実践力と専門性の両方を身につけさせたい」
そんな保護者の想いにしっかり応える教育が、ここにあります。
地域の未来をつくり、広島から世界へ羽ばたく——それが県立広島大学です。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。