
「うちの子、この学部でやっていけるのかな?」
そんな疑問に寄り添いたくて、このサイトをつくっています。
早稲田大学国際教養学部に通いながら、同学部に特化した小さな塾を2年目も運営するハルが、保護者向けにわかりやすくお届けします。
立命館大学は、京都・滋賀・大阪に複数のキャンパスを持つ大規模私立大学で、幅広い分野の学部を展開しています。社会課題への関心が高い学生も多く、リベラルな雰囲気と実学志向のバランスが取れた校風です。全国的な知名度が高く、受験生からの人気も安定しています。
- 立命館大学は東京でいうと?──ズバリ「法政大学」が一番近い
- 法学部|「法と社会のつながり」を深く考える実践的学び
- 政策科学部|「なんとなく」で入っても広がる未来志向の学び
- 経済学部|数字で社会を読み解く“論理的な思考力”を育てる
- 経営学部|「人を動かす」ことを学びながら自己を見つめる4年間
- 国際関係学部|世界の現実を知り、自分の立ち位置を見つける学び
- 産業社会学部|“社会の当たり前”を疑い、新しい視点を得る
- 文学部|文学・歴史・哲学を通して“人間”を掘り下げる学び
- 映像学部|“映像”を表現手段として社会とつながる学び
- スポーツ健康科学部|運動・栄養・身体の理解から社会へ貢献
- 食マネジメント学部|“食”を中心に経営・文化・科学を学ぶ文理融合型学部
- 総合心理学部|“人の心”を多角的にとらえる学際的心理学教育
- グローバル教養学部|オールイングリッシュで学ぶ国際教養
- 理工学部|実験・研究に強い理系の総合拠点(準備中)
- 情報理工学部|IT社会の中核人材を育成(準備中)
- 生命科学部|生命のしくみを基礎から応用まで深く探究(準備中)
- 薬学部|創薬から医療まで、薬の専門知識を体系的に学ぶ(準備中)
- 建築都市デザイン学部|建築×都市×社会をデザインする新しい学び(準備中)
- 諒友館(学際系プログラム)|分野横断で学ぶ特別プログラム(準備中)
- よくある保護者の質問
- まとめ
立命館大学は東京でいうと?──ズバリ「法政大学」が一番近い
保護者の方からよく聞かれる質問のひとつに、「立命館大学って、東京の大学でいうとどのあたり?」というものがあります。
結論から言うと、立命館大学は東京でいえば「法政大学」がもっとも近い存在です。
なぜ法政大学に近いのか?──5つの共通点
比較項目 | 立命館大学 | 法政大学 |
---|---|---|
偏差値帯 | 55〜65 | 52〜62 |
全国の知名度 | 高い(関西・西日本中心) | 首都圏中心に高い |
設立の理念 | 私学らしい市民教育・現実志向 | 自由と進取の精神(自由民権運動) |
学生の雰囲気 | 多様性があり、まじめで堅実 | 飾らず素直。安定志向と現実派が多い |
人気学部 | 国際関係・政策科学・理工系 | 法・国際文化・キャリアデザイン |
両校ともに「看板私大としてのブランド力」はありながら、
尖りすぎず、地に足のついた学生に選ばれる大学である点が非常に似ています。
共通するもう一つの特徴:「進学層が広く、堅実」
- 難関国立に届かなかった層や、地元志向の学生に人気
- 学力だけでなく「通いやすさ」「学部の幅広さ」「就職実績」で選ばれる
- 進学校の中堅〜上位層から安定して支持される
まさに「偏差値と現実のバランスをとる大学選び」という文脈で、立命館と法政は非常に似たポジションにあるといえます。
まとめ:「立命館=関西の法政」──落ち着いた実力派私大
関西において立命館は「準・トップ私大」として、地元企業や自治体からの信頼も厚い大学です。
その立ち位置は、首都圏で言うところの法政大学に非常によく似ており、学力・雰囲気・就職すべてにおいて重なる部分が多いといえるでしょう。
▶︎ 結論:「立命館大学は、東京で言えば“法政大学”が一番近い大学です」
法学部|「法と社会のつながり」を深く考える実践的学び
憲法・民法・刑法などの基礎科目に加え、現代の社会課題を通じて法の運用をリアルに学ぶ。
【学生の雰囲気】真面目で社会意識が高く、地に足のついた学生が多い。
政策科学部|「なんとなく」で入っても広がる未来志向の学び
環境・福祉・まちづくりなど、現代の課題に多角的にアプローチする学際的な教育。
【学生の雰囲気】おっとりした学生が多く、自由な雰囲気の中で成長するタイプ。
経済学部|数字で社会を読み解く“論理的な思考力”を育てる
ミクロ・マクロから政策・労働・国際経済まで、理詰めの経済学をじっくり学ぶ。
【学生の雰囲気】頑固だけど芯があり、じっくり考えることを好む学生が多い。
経営学部|「人を動かす」ことを学びながら自己を見つめる4年間
組織、戦略、マーケティング、会計など、経営の要素を多面的に学べる。
【学生の雰囲気】将来への焦りや野心を持ちながらも、じっくり努力できるタイプ。
国際関係学部|世界の現実を知り、自分の立ち位置を見つける学び
国際政治・経済・協力などをグローバルな視点から学び、英語力も強化。
【学生の雰囲気】多様性に寛容で、行動力がある学生が多い。
産業社会学部|“社会の当たり前”を疑い、新しい視点を得る
ジェンダー、都市、メディアなど現代的テーマを自由に横断して学べる。
【学生の雰囲気】感受性が強く、思考が柔らかいタイプが多い。
文学部|文学・歴史・哲学を通して“人間”を掘り下げる学び
日本・世界の文学や文化、言語、人間心理まで幅広く学べる自由な学部。
【学生の雰囲気】内向的で個性的、自分の世界を大切にする学生が多い。
映像学部|“映像”を表現手段として社会とつながる学び
映画制作から理論・編集・音響まで、実技と理論の両方をバランスよく学習。
【学生の雰囲気】表現意欲が高く、クリエイティブな感性を持つ学生が多い。
スポーツ健康科学部|運動・栄養・身体の理解から社会へ貢献
身体・運動・健康に関する科学的アプローチを重視したカリキュラム。
【学生の雰囲気】活発で素直な学生が多く、実践と理論のバランスが良い。
食マネジメント学部|“食”を中心に経営・文化・科学を学ぶ文理融合型学部
栄養・経営・マーケティング・食品科学などを横断的に学べるユニークな学部。
【学生の雰囲気】穏やかで協調性のある学生が多く、女性比率も高め。
総合心理学部|“人の心”を多角的にとらえる学際的心理学教育
臨床・認知・発達・社会心理など幅広い分野を網羅し、実験や実習も充実。
【学生の雰囲気】物静かで思慮深く、対人関係に慎重なタイプが多い。
グローバル教養学部|オールイングリッシュで学ぶ国際教養
リベラルアーツ型教育を英語で受け、グローバル社会で通用する人材を育成。
【学生の雰囲気】自立心が強く、海外経験や多文化への関心が高い学生が中心。
理工学部|実験・研究に強い理系の総合拠点(準備中)
工学と科学の融合による応用力を育成し、実践型研究にも力を入れる。
【学生の雰囲気】真面目で好奇心旺盛な理系気質の学生が多い。
準備中
情報理工学部|IT社会の中核人材を育成(準備中)
AI・情報ネットワーク・プログラミングなどを実践的に学ぶ学部。
【学生の雰囲気】静かでロジカル、個人作業を好む傾向がある。
準備中
生命科学部|生命のしくみを基礎から応用まで深く探究(準備中)
細胞・遺伝子・分子など、ライフサイエンスの最先端を学ぶ。
【学生の雰囲気】観察力が高く、探究心に富んだ学生が中心。
準備中
薬学部|創薬から医療まで、薬の専門知識を体系的に学ぶ(準備中)
基礎薬学・臨床薬学・研究実習を通じて医療人としての素養を育む。
【学生の雰囲気】真面目で誠実な学生が多く、将来の責任感が強い。
準備中
建築都市デザイン学部|建築×都市×社会をデザインする新しい学び(準備中)
建築設計に加え、まちづくり・都市政策など多角的に空間を考える教育。
【学生の雰囲気】発想力が豊かで、空間感覚や表現に長けた学生が多い。
準備中
諒友館(学際系プログラム)|分野横断で学ぶ特別プログラム(準備中)
複数分野をまたいで独自のテーマを探究する高度教養型カリキュラム。
【学生の雰囲気】個性的で自己主張が強く、探究心旺盛な学生が集まる。
準備中
よくある保護者の質問
Q. 学生の雰囲気は?
A. 活動的で社会問題に関心のある学生が多いです。真面目で意識高めなタイプも多く見られます。
Q. どんな子に向いていますか?
A. 自分から動いて何かをやりたい子、学外活動に積極的な子には最適。指示待ち型の子にはややハードかもしれません。
Q. 全国から学生が来るって本当?
A. はい、関西圏にとどまらず、首都圏・九州・北海道など全国から志願者が集まり、多様な価値観が交差する環境です。
まとめ
立命館大学は、受け身でなく能動的に大学生活を送る学生にとって非常に恵まれた環境です。社会との接点を重視し、キャリア志向・実践志向の子にとっては、将来につながる濃い4年間を過ごせる大学でしょう。広い選択肢の中から、自分に合う学部を見つけることが成功のカギとなります。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。