親:三条市立大学って、新しくできた大学らしいね?
子:そうだよ。新潟県三条市が設立した公立大学で、“ものづくりの街”ならではの実践的な工学教育を展開しているんだ。
親:地域に根ざしてて、実学にも強いなら、将来も安心できそうね。
三条市立大学とは?
三条市立大学は、2021年に新潟県三条市が設立した公立の工学系大学です。
伝統ある“ものづくりのまち三条”を活かし、産業界との連携を軸に、現場で活躍できる人材の育成を目指しています。
設置されているのは工学部のみで、工学×経営をキーワードに、技術者としての専門知識に加え、マネジメントやビジネス視点を持った次世代型エンジニアを育成しています。
工学部
特徴
- 機械・デザイン・経営・ICTなど、多様な技術とマネジメントを融合したカリキュラム
- 地元企業と連携したプロジェクト型学習(PBL)が豊富
- 工場見学や現場体験など“現場から学ぶ”教育スタイルが基本
- 経営や起業に必要な視点も重視し、「技術者+α」の育成を図る
主な進路
- 地元ものづくり企業での技術開発・設計・製造部門
- ICT関連企業/製造業の企画・管理職志望者
- 地域創生・中小企業支援分野での活躍
- 起業・事業承継を目指す学生も多数
学びの環境と大学の雰囲気
- 1学部制ならではのフラットで風通しのよい雰囲気
- 少人数教育で、教員と学生の距離が近く丁寧な指導
- 地元企業や自治体との共同研究やインターンが豊富
- 新設大学ならではの最新設備と挑戦的な学びの風土
就職・キャリア支援
- 就職支援室による履歴書添削・面接指導・求人紹介を個別に対応
- 地元企業との強いネットワークで「地元就職」に圧倒的な強み
- 起業支援や後継者育成プログラムなど、多様な進路を応援
- 技術職・公務員(技術系)・起業志望など、それぞれに特化した支援あり
まとめ|“工学+経営”で地域と未来を動かす実践大学
三条市立大学は、
- 技術とビジネスを融合した「新しい工学教育」
- 地域の現場と密接に関わる「リアルな学び」
- 地元で生きる・働く・貢献する「地域密着型人材の育成」
を大切にする大学です。
「手に職をつけて、地元で安定して働いてほしい」
「技術だけでなく、経営の視点も持った社会人になってほしい」
そんな保護者の願いに応えてくれる、新しい時代の公立大学です。
三条から、地域を動かす技術者へ。
三条市立大学は、その第一歩となる学びの場です。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。