滋賀医科大学とは？
滋賀医科大学は、滋賀県大津市にある国立の医科大学です。1974年に開学し、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人の育成」を理念に掲げています。単科医科大学として、医学科と看護学科を設置しており、医療現場と密接に連携した教育・研究活動が特長です。
地域医療・高度医療・チーム医療のすべてを実践的に学ぶカリキュラムが整っており、将来の医師・看護師としての専門性だけでなく、人間力も養う教育が行われています。
医学部の学び・雰囲気・進路
医学科（6年制）
特徴
1年次は教養・基礎医学を学び、2年次から本格的に臨床医学を学びます。4年次からは病院実習が本格化し、全国トップレベルの教育・研究施設で、医師としての知識と技能を磨きます。地域枠・特別枠の制度もあり、地域医療への貢献意欲が高い学生を歓迎しています。
雰囲気
自主性と向上心のある学生が多く、仲間と支え合いながら高い目標に挑む雰囲気。国家試験に向けて互いに励まし合う文化があります。
主な進路
・大学病院（初期研修医）
・基幹病院（市民病院・公立病院など）
・大学院進学（研究医志望）
・将来は専門医・開業医・地域医療従事者へ
看護学科（4年制）
特徴
看護師・保健師の国家資格取得をめざし、基礎から専門まで段階的に学びます。病院や地域、訪問看護など幅広い実習機会が用意され、チーム医療の一員としての役割を理解しながら成長できます。
雰囲気
人の役に立ちたいという思いを持つ、まじめで思いやりのある学生が多いです。教員との距離も近く、相談しやすい環境が整っています。
主な進路
・大学病院・総合病院（看護師）
・保健所・自治体（保健師）
・訪問看護ステーション
・大学院進学（助産師・専門看護師など）
就職とキャリア支援
- 医師国家試験・看護師国家試験に向けたサポート体制が充実
- 地域医療・公衆衛生・高度専門医療など、幅広い進路選択に対応
- 学内病院での実習や研修機会が豊富
- 医学部・看護学科それぞれに専門キャリア支援スタッフを配置
まとめ｜「地域を支える医療人」を育てる国立大学
滋賀医科大学は、
- 医師・看護師の育成に特化した単科医科大学として、
- 地域に密着した実践的教育を提供し、
- 国家資格取得と人間力育成の両立を目指しています。
「子どもには一生役立つ専門資格を取り、社会に貢献できる人になってほしい」と考えるご家庭にとって、信頼できる国立大学です。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
