静岡県立大学とは?
静岡県立大学は、静岡市にある公立の総合大学です。
「地域に根ざし、世界にひらく」を理念に掲げ、
国際・経済・食・薬・医療の分野で、社会に貢献できる人材を育成しています。
高い専門性と実践力を両立した教育体制、地域連携・グローバル教育の両面が評価されており、
静岡県内だけでなく全国から進学希望者が集まる人気の公立大学です。
食品栄養科学部
特徴
食品の安全・機能・栄養に関する知識を科学的に学ぶ学部です。
食品科学科、栄養生命科学科、環境生命科学科の3学科があり、
栄養士・管理栄養士や食品開発・分析の専門家など、食のプロフェッショナルを目指せます。
研究・実験・実習が豊富で、即戦力として活躍できる力を養います。
雰囲気
- 食品・健康に強い関心を持つ学生が多く、研究熱心な雰囲気
- 管理栄養士を目指す女子学生が多く、まじめで協力的な学風
- 食や環境の社会課題に関心を持ち、実践的に学ぶ姿勢が育ちます
主な進路
食品メーカー/病院・福祉施設(管理栄養士)/公務員(食品衛生監視員など)/大学院進学 など
経営情報学部
特徴
経営学×情報科学の融合をテーマに、ビジネスとICTの両方に強い人材を育てます。
地域企業との連携によるプロジェクト型学習が豊富で、実践力と企画力が養われます。
公務員・企業就職・起業まで、多様な進路に対応したカリキュラム設計が魅力です。
雰囲気
- 地域経済に貢献したい、実務に強くなりたいという学生が多い
- プレゼン・ディスカッション型授業が多く、活発なやりとりが魅力
- ゼミ活動が盛んで、学生同士のつながりが強い
主な進路
地方公務員/一般企業(営業・企画・システム)/金融機関/起業/大学院進学 など
国際関係学部
特徴
国際政治・経済・文化・言語を幅広く学び、国際的な課題に柔軟に対応できる力を育てる学部です。
英語での授業や留学制度も充実しており、グローバル志向の高い教育が特長です。
国際協力・メディア・観光・行政など、国際的視野を活かした幅広い進路があります。
雰囲気
- 国際協力や多文化共生に関心のある学生が多く、知的好奇心旺盛
- 語学力やコミュニケーション力を高めたいという前向きな雰囲気
- 留学希望者も多く、海外とのつながりを重視する風土
主な進路
国際機関/観光業/マスコミ・出版/自治体職員/一般企業(貿易・広報など)/大学院進学 など
薬学部(6年制)
特徴
薬剤師国家資格の取得を目指す6年制の学部です。
薬の専門知識だけでなく、チーム医療や倫理観の育成にも力を入れており、臨床現場で即戦力となる力が身につきます。
病院・薬局・製薬企業だけでなく、行政や研究職にも対応した教育が魅力です。
雰囲気
- 責任感が強く、コツコツ努力するタイプの学生が多い
- 国家試験合格を目指し、互いに支え合う雰囲気がある
- 実習施設・研究設備も充実し、学習環境は整っています
主な進路
薬剤師(病院・調剤薬局)/製薬会社/医薬品関連企業/行政職(薬務関係)/大学院進学 など
看護学部
特徴
人間性と専門性を備えた地域医療に強い看護師を育てる学部です。
多職種連携(チーム医療)や災害看護、在宅医療など、地域のニーズに応じた教育が充実しています。
国家試験対策も万全で、高い合格実績を維持しています。
雰囲気
- 命と向き合う職業を目指す学生が多く、誠実で努力家が多い
- 実習やグループワークを通じて、仲間との信頼関係も強まる
- 教員のサポートが手厚く、少人数での丁寧な指導が受けられます
主な進路
病院・クリニック(看護師)/保健師(課程修了者)/大学院進学/地域包括ケア関連施設 など
キャリア・資格支援体制
- 各学部の専門資格(薬剤師・看護師・管理栄養士など)に対応した国家試験支援
- 公務員志望者への個別指導・模試・対策講座
- 地域企業・病院・行政との連携でインターンシップが豊富
- キャリア支援センターによる進路相談・履歴書添削・面接練習も充実
まとめ|専門力と人間力で地域と世界に貢献できる大学
静岡県立大学では、
- 食品栄養科学部で、「食と健康」に科学でアプローチする力を
- 経営情報学部で、経済と情報の融合による地域ビジネスの力を
- 国際関係学部で、世界とつながる視野と対話力を
- 薬学部で、命と薬をつなぐ専門的判断力を
- 看護学部で、地域と医療現場に寄り添う実践力を
いずれも、地域密着とグローバル志向の両立を実現する、静岡県の知の拠点です。
「子どもには、社会に貢献できる確かな力をつけてほしい」
そんな保護者の思いに応える、信頼できる公立大学です。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。