親：農業や林業って昔ながらの分野ってイメージだけど、今の大学では何を学ぶの？
子：この大学では、農業や林業を“経営”や“環境”の視点から学べるんだよ。地域や企業と連携して、実践的にビジネスとして考える力を育てているんだ。
親：実際に役立つ力を身につけられるなら、将来の選択肢も広がりそうね。
静岡県立農林環境専門職大学とは？
静岡県立農林環境専門職大学は、2020年に開学した全国でも珍しい「農・林・環境」に特化した専門職大学です。
地域社会と連携しながら、フィールドでの実習・企業との共同授業など、理論と実践を融合した教育を実現。
農業や林業を経営・環境の観点から再定義し、持続可能な社会の実現に貢献する人材を育成します。
生産環境経営学部
特徴
- 農業・林業・環境・経営を横断的に学ぶ実践重視のカリキュラム
- 実地研修やフィールドワークを通して「現場で使える知識と技術」を習得
- 地域企業・自治体と連携し、課題解決型のプロジェクトを推進
- マーケティング、経営戦略、ICT活用まで、時代に即した学びを提供
主な進路
- 農業法人／林業事業体／環境保全団体／地域活性関連の行政職
- 食品・農業関連企業（企画・営業・経営部門）
- 地元での起業や家業継承にも対応するビジネス支援体制
- 大学院への進学や公務員試験へのサポートも実施
学びの雰囲気
- フィールド重視の体験型教育で、座学だけでなく“行動”が主役
- 学生同士や教職員との距離が近く、個々の挑戦を後押しする風土
- 地域との交流・連携が日常的にあり、社会との接点を感じられる学び
就職とキャリア支援体制
- 専門職大学ならではの“実務直結”のキャリア支援が充実
- 公務員・JA・企業就職・起業まで幅広い支援メニュー
- インターンや現場実習の蓄積が、そのまま就活に活かされる設計
まとめ｜“農・林・環境×経営”で地域と未来に貢献する新しい人材を育てる大学
静岡県立農林環境専門職大学 生産環境経営学部は、
- 持続可能な地域社会の実現に貢献する実践力
- 農・林・環境に経営の視点を加えた総合的な問題解決力
- 自ら考え行動するプロフェッショナルとしての自立力
を育てる新しい時代の専門職大学です。
「子どもには、自然や地域と関わりながら、役に立つ力を身につけてほしい」
「これからの社会で必要とされる、確かな実践力を持った人になってほしい」
そう願う保護者にとって、非常に信頼できる大学です。
地域とともに歩む学びの場で、“未来の担い手”へと育ちます。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
