親:種智院大学って、あまり聞きなれないけど、どんな大学なの?
子:京都にある歴史ある大学で、仏教をベースにした人間理解や福祉・心理・文化について少人数で学べる大学だよ。学生と先生の距離が近くて、面倒見のよさも魅力なんだ。
親:なるほど、落ち着いた環境でじっくり学べそうね。進路はどうなの?
種智院大学とは?
種智院大学(しゅちいんだいがく)は、京都府京都市伏見区にある私立大学です。
平安時代にまでさかのぼる真言宗系の伝統を持ちながら、現代社会に必要とされる人間力や実践力を育てる教育を行っています。
1学部のみの小規模大学ならではの丁寧な指導体制が整っており、仏教に基づいた倫理観・共感力・傾聴力を育みつつ、心理・福祉・文化の実務的な知識も学ぶことができます。
人文学部
特徴
- 仏教・文化・心理・福祉を中心に、人間や社会を多面的に理解する学び
- 少人数制を活かした対話中心の授業で、思考力と表現力を深める
- 福祉・心理・宗教文化など、多彩な分野に進める柔軟なカリキュラム
- 地域と連携した実習・ボランティア活動で実践力も養成
主な進路
福祉施設/教育機関/一般企業/寺院関係/公務員/心理・福祉系大学院進学 など
就職とキャリア支援体制
- キャリアセンターによる個別支援が充実し、履歴書・面接・進路相談を丁寧にサポート
- 社会福祉士や認定心理士など、福祉・心理分野の資格取得支援も実施
- 仏教系大学ならではの宗教職・寺院関係への就職ルートも確保
- 地域連携プロジェクトやインターンシップなど、実体験を通じた学びと就職の橋渡し
まとめ|“人を思いやる力”を社会で活かすための学び
種智院大学は、
仏教のこころをベースに、
福祉や心理、文化を実践的に学び、
人と向き合い、支える力を養う大学です。
「子どもには、小規模で温かな環境で自分を深めてほしい」
「将来、人の役に立つ仕事に就いてほしい」
そう願う保護者にとって、実践的で人間味あふれる学びができる種智院大学は、安心して送り出せる選択肢です。
京都の地で、“生きる力”と“支える力”を身につける4年間が待っています。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。