【親向け】東京工芸大学の学び・雰囲気・就職をやさしく紹介!工学と芸術を融合したクリエイティブな実践大学

親:東京工芸大学って、美大?理系の大学?ちょっと名前からは分かりにくいわね。
子:両方なんだよ!テクノロジーを扱う工学部と、映像・写真・デザインを学べる芸術学部がある、珍しいタイプの大学なんだ。
親:へぇ、それは面白い組み合わせね。ものづくりが好きな子にはぴったりかも。

東京工芸大学とは?

東京工芸大学は、東京都中野区(芸術学部)と神奈川県厚木市(工学部)にキャンパスを持つ私立大学です。1923年に写真専門学校として創立された歴史をもち、「工学」と「芸術」という異なる分野を融合させた実践的教育を行っているのが最大の特徴です。

映像・メディア・アート・ロボティクス・AIなど、創造力と技術力をかけあわせた学びに力を入れており、「作って伝える」「表現して動かす」人材を多く育成しています。

工学部

特徴

  • 情報・メディア・AI・画像処理・ロボット・電気電子など、ITと工学の融合分野をカバー
  • 実験・開発・システム設計を通して「現場で使える技術力」を育てる
  • プロジェクト型学習やチーム開発を重視し、社会で活きる応用力を養成

主な進路

IT企業/メーカー(電機・精密・通信)/ゲーム・映像技術関連/システム開発会社/公務員・大学院進学など

技術職としての就職率が非常に高く、毎年安定した実績を誇っています。

芸術学部

特徴

  • 映像・写真・アニメーション・グラフィック・空間・インタラクティブ表現など、幅広い領域に対応
  • 作品制作を通じて「伝える力」と「創る力」を両立
  • 最新の設備と個人制作を重視したカリキュラムで、表現力を徹底的に鍛える
  • 他学部にはない“理工×芸術”の交流も可能

主な進路

映像・テレビ業界/アニメ・CG制作/デザイン会社/写真家・編集者/広告・出版/フリーランス・起業など

作品ポートフォリオを活かした就職活動が中心で、メディア業界からの評価も高いです。

就職とキャリア支援体制

  • 工学・芸術それぞれに特化したキャリア支援で、個々の進路に対応
  • ポートフォリオ・履歴書・模擬面接・企業研究などをマンツーマンで指導
  • インターンシップ、学外プロジェクト、学内展示などを通して実践経験を積める
  • 教職・大学院・技術職・表現職、幅広い選択肢に向けた支援が充実

工学系・クリエイティブ系いずれにも対応できる柔軟な支援体制が強みです。

まとめ|“創る技術”と“伝える力”を伸ばせる、ユニークな実学大学

東京工芸大学は、

  • 工学部で「社会を動かす技術力」
  • 芸術学部で「心を動かす表現力」

を育てる大学です。

「子どもには、理系と文系の枠にとらわれず、個性を活かした進路を選んでほしい」
「“好き”を仕事にできるよう、実践的な力を大学で身につけてほしい」

そんな保護者の思いに応える、“テクノロジーとアートの融合”を実現できる大学です。

ものづくりと表現が好きなあなたへ——
創造をカタチにできる4年間が、ここにあります。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。