富山県立大学とは?
富山県立大学は、富山県射水市にある公立の理系総合大学です。
「高度な専門知識と倫理観を備えた人材の育成」を掲げ、工学・情報・看護の3学部体制で、実社会に直結する教育を展開しています。
少人数制と実践的カリキュラムを強みに、**地域社会や産業界、医療現場と連携した“使える学び”**が特長です。
工学部
- 特徴
機械、電気、環境、バイオなど、幅広い工学分野をカバーし、実験・設計・共同研究・インターンを通じて現場力を養成。地域企業と連携したプロジェクトも多数。 - 雰囲気
ものづくりへの関心が強く、地道に努力するタイプの学生が多い。地元企業への就職意識が高め。 - 主な進路
自動車・電機・素材・エネルギー関連企業/技術系公務員/大学院進学 など
情報工学部
- 特徴
AI・IoT・データサイエンス・セキュリティなどの分野に対応し、最先端の情報技術と応用力をバランスよく学べる学部。プログラミング、ネットワーク、ソフト開発も実践重視。 - 雰囲気
理論と実践のバランスを求める学生が多く、探究心が強く、静かな集中型の傾向。ICTに関心を持つ高校生から人気。 - 主な進路
システムエンジニア/IT企業(AI・Web・クラウド)/自治体情報部門/情報系大学院進学
看護学部
- 特徴
基礎看護から地域看護・在宅医療まで、実習と演習を通じて幅広く学び、地域の医療を支える力強い看護師の育成を行う。国家試験対策も手厚い。 - 雰囲気
協調性が高く、人に寄り添う意識を持つ学生が多い。グループワークや実習を通じた仲間意識が強い。 - 主な進路
総合病院/地域医療機関/訪問看護ステーション/保健所/看護系大学院 など
就職とキャリア支援体制
- 公立大学として地域企業・医療機関・自治体との強いつながりを活かした就職支援
- 1年次からキャリア教育・企業訪問・就職相談を実施
- 国家資格対策(看護師・保健師)や技術職公務員・情報処理技術者試験対策も充実
- 大学院への内部進学支援制度あり
まとめ|“工学・情報・看護”で地域と社会を支える実践型大学
富山県立大学は、
- 工学部で産業を支え、
- 情報工学部で未来技術を担い、
- 看護学部で地域医療に貢献する、
という3つの力を備えた実学重視の大学です。
「子どもには安定した専門職についてほしい」「地域や社会に役立つ仕事をしてほしい」と願う保護者にとって、
教育の質・就職実績・地域との連携を兼ね備えた進学先として非常に信頼できる大学です。
学んだ知識を、地域の現場で“力”に変える4年間が、ここにはあります。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。