看護・理学・作業療法の国家資格取得を支える、公立の医療系大学
山形県立保健医療大学とは？
山形県立保健医療大学は、山形市に位置する県立の医療系単科大学で、1学部3学科体制（看護学科・理学療法学科・作業療法学科）です。
国家資格の取得をめざす専門職養成校として、少人数教育・実習重視・地域医療との連携に力を入れており、山形県内の医療人材育成の中核を担っています。
学部紹介【保健医療学部・全3学科】
看護学科
特徴：看護師・保健師の国家資格取得を目指し、基礎から地域医療・在宅看護まで幅広く学ぶ。
進路例：総合病院、訪問看護、保健所、公務員（保健師）、高齢者施設など。
雰囲気：人に寄り添いたいという志を持つ学生が多く、真面目で協調性が高い。
理学療法学科
特徴：運動機能回復や身体リハビリの専門家として、医療・介護分野で活躍できる理学療法士を育成。
進路例：リハビリテーション病院、クリニック、介護施設、スポーツ関連施設など。
雰囲気：体育会系の元気な学生が多く、実習や演習にも積極的。
作業療法学科
特徴：日常生活の回復支援・発達支援に強み。心身の障害や高齢化に対応できる作業療法士を育成。
進路例：病院、福祉施設、精神科クリニック、児童発達支援センターなど。
雰囲気：穏やかで人との関わりを大切にする学生が多い。
就職傾向と支援体制
- 国家試験合格率：看護・理学・作業療法ともに全国平均を上回る水準
- 主な就職先：山形県内の病院・福祉施設・自治体・訪問看護など
- 地元就職に強い：山形県内の就職率が非常に高く、地域医療機関との連携も強固
- 支援体制：国家試験対策講座、模擬試験、個別キャリア相談、卒業生ネットワークの活用
よくある保護者の質問
Q. 地元就職の実績は？
→ 山形県内を中心とした就職率は非常に高く、Uターン・Iターン希望にも強く対応しています。
Q. 資格取得のサポート体制は？
→ 模試や直前講座、教員の個別フォロー体制が整っており、全国平均以上の合格率を維持しています。
Q. 山形での一人暮らしは？
→ 家賃が安く、自然も豊かで安心して学生生活を送れる環境です。
まとめ｜“地元医療に貢献する力”を育てる、信頼の医療系公立大学
山形県立保健医療大学は、看護・リハビリ分野の専門職を目指す学生にとって、実績と環境が整った大学です。
「資格をとって安定した医療職についてほしい」「地域で役立つ人材になってほしい」と願う保護者にとって、非常に安心できる進学先といえるでしょう。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
