筑波大学 人間学群で学べる内容とは？
親： 「人間学群」ってちょっと珍しい名前だけど、どんなことを学ぶの？
子： 筑波大学の人間学群は「心理学類」「教育学類」「障害科学類」の3つの学類で構成されていて、人の心・行動・発達・支援に関わる分野を横断的に学べるのが特徴なんだ。人の成長や困難に向き合う学問を、科学的・実践的に掘り下げていく感じ！
親： 学類ごとに専門が違うのね。
子： そう。心理学類では臨床心理や認知行動の研究、教育学類では教育制度・教育哲学から学校現場まで、障害科学類ではリハビリや福祉、特別支援教育などを学ぶよ。筑波大の強みは、これらを「人間の発達と社会の関わり」として一体的に扱えるところ！
実験・実習・現場連携のリアル
親： 実践的な学びもあるの？
子： たくさんある！心理学類では心理実験や心理検査の演習、教育学類では教育実習や授業観察、障害科学類では病院や福祉施設での実習など、早くから現場に出る経験があるよ。
親： それはリアルな学びにつながりそうね。
子： うん、特に筑波大学は附属病院・附属学校・支援施設と連携してるから、学内に「実践の場」があるのが大きい！理論だけでなく“人と関わる力”を自然と身につけていけるよ。
親： 少人数制なの？
子： 講義は大人数のものもあるけど、ゼミや実習は少人数が基本。先生との距離も近くて、質問や相談もすごくしやすいよ。
学生の雰囲気と筑波キャンパスの特徴
親： 学生の雰囲気はどうだった？
子： 思いやりがあって落ち着いた子が多いよ。心理や福祉に関心がある子が多いから、「人を大事にする雰囲気」が自然とある感じ。静かだけど芯がある子が多い！
親： 筑波大学って理系のイメージが強いけど、文系でも馴染める？
子： 全然大丈夫！文系・理系が同じキャンパスで混在してるから、視野も広がるし、他学群との交流も刺激になる。文理融合の研究も多いし、人間学群の知見が社会科学や医学とつながっていく瞬間もあるよ。
親： キャンパスの暮らしやすさは？
子： 筑波キャンパスは自然が豊かで、施設も整っていて、勉強にも暮らしにも向いてるよ。静かな環境で集中できるし、図書館や研究室の設備も充実！
筑波大学 人間学群の就職と進路は？
親： 将来の進路って、どんなところがあるの？
子： 心理学類なら臨床心理士・公認心理師、教育学類なら教員や教育行政、障害科学類なら福祉職・リハビリ・特別支援教員など。それ以外にも一般企業の人事、NPO、大学院進学など多彩だよ。
親： 国家資格を目指す人も多いの？
子： 多いよ！特に心理や福祉系は資格取得を前提に進む子が多い。筑波大の国家試験対策は手厚いし、教職課程も実績があるから、安心して準備できる！
親： 地元就職や公務員志望の子もいる？
子： いるいる！筑波大って地元の茨城だけじゃなくて、全国の自治体や医療機関、教育現場からの評価が高くて、実習先でそのまま内定ってパターンもあるよ。
一番の思い出は？
親： 大学生活で一番印象に残っていることは？
子： 附属病院での心理実習で、患者さんとの面接を経験したこと。最初は緊張したけど、真剣に向き合う中で「言葉じゃない部分」で信頼が生まれる瞬間があって、人間の深さを感じた。
親： 学びが“人と人との関係”に根ざしてるのね。
子： まさにそう！教科書だけじゃ得られない「人と関わる力」を体感できたのが、筑波大で学べて良かったと思える一番の理由かも。
受験生の親に伝えたいこと
親： 最後に、筑波大学 人間学群を目指す子の親御さんに伝えたいことは？
子： 筑波大学 人間学群は、「人に向き合う力を育てる場所」です。心理・教育・福祉に関心がある子には、これ以上ない環境だと思います。学問も実習も充実していて、しかも先生方のサポートも手厚い。きっとお子さんの“人としての成長”につながる4年間になると思います！
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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