【親向け】順天堂大学 医療科学部の学び・雰囲気・進路をやさしく紹介!

「見えないところで命を支える」医療のプロフェッショナルを育てる場所

親: 医療科学部って、看護学部とは違うの?病院でどんな仕事に就くことになるの?

子: うん、医療科学部では、臨床検査技師や臨床工学技士といった“高度な医療技術職”を育てるんだよ。直接患者さんに触れることは少ないけど、命の判断材料となる“検査”や“医療機器管理”で医療を根底から支えるプロフェッショナルなんだ。

親: お医者さんや看護師とは違うけど、チーム医療の一員ってことね。

子: まさにそう!順天堂の医療科学部は、医学部・看護学部・リハビリ系学部と一緒に学ぶ場があるから、多職種連携を“実体験”として学べるんだよ。


※補足

親:こうやって話を聞いてると、進路の話って、つい親の言葉が強くなっちゃいそうね。

子:うん。受験のときって、勉強そのものより、
何気ない一言に気持ちが左右されることも多いんだよね。

親:……たしかに。心配だからこそ、言いすぎちゃうこともあるかも。

実は、そんな「親の一言」について、
受験期によくあるNGフレーズと、
代わりに使える言葉をまとめた記事があります。

▶︎ 【親必見】大学受験期に“絶対に言ってはいけない10の言葉

医療科学部の特長|“診断・治療・機器管理”を担う専門職の育成

● 臨床検査技師・臨床工学技士 という国家資格を目指す

  • 臨床検査技師:血液・尿・組織などを検査し、病気の有無や状態を調べる仕事
  • 臨床工学技士:人工呼吸器や透析装置、心臓のペースメーカーなど生命維持に不可欠な機器の管理と操作を行う
  • 順天堂ではどちらも国家資格取得を視野に入れた実践的カリキュラムを用意

● 医療技術だけでなく、コミュニケーション力・チーム力も重視

  • 検査結果を読み取り、医師に正確に伝える力
  • 機器のトラブルや緊急時に、他職種と連携して即時対応する判断力
  • 順天堂では、“患者の命を預かる覚悟”を持つ技術者を育てる教育を徹底

● 他学部と連携した“チーム医療教育”が魅力

  • 医学部・看護学部・リハビリ学部との合同授業あり
  • IPE(多職種連携教育)を通じて、**“一人の患者をチームで支える視点”**を獲得
  • 順天堂医院やグループ病院と強く連携した臨地実習中心の教育環境

カリキュラムの流れ|知識と技術を着実に積み重ねる4年間

● 1年次:医療の基礎と倫理を学ぶ

  • 解剖生理学、基礎検査学、工学基礎、医療倫理
  • 医学部と共通の講義もあり、本格的な医療知識の導入
  • 医療機器・検査の初歩的な実習、顕微鏡操作・機器の構造理解に触れる

● 2年次:検査・工学それぞれの専門性を深める

  • 生化学検査/病理検査/心電図/医療安全管理/人工心肺・透析装置
  • シミュレーション機器を使ったリアルな模擬実技演習が豊富
  • チーム医療授業がスタート。医師・看護師と連携したケーススタディ

● 3年次:臨地実習が本格化、現場での経験を重ねる

  • 順天堂医院をはじめとした関連病院での長期実習(3〜6ヶ月)
  • 実際に採血・分析・装置操作などを行い、現場での判断力・対応力を育む
  • 実習前後の“ふりかえり”が丁寧で、「なぜそうしたか」を言語化する力がつく

● 4年次:国家試験と卒業研究、プロとしての完成形へ

  • 医療統計・高度医療機器管理・新技術の紹介など、最新の医療知識を学ぶ
  • 卒業研究では、AI診断支援システムや再生医療技術との連携研究も可能
  • 国家試験対策講座・個別指導・模擬試験が豊富で、合格率も全国トップ水準

実習・現場体験のリアル|順天堂だからできる“医療の最前線”体験

  • 順天堂医院のICUでの装置モニタリング実習
  • 感染症検査部門でのPCRや細菌同定などのリアル操作
  • 手術室での人工心肺装置操作のサポート体験
  • 災害医療に関する訓練シミュレーション参加
  • 地域クリニックでの訪問診療に同行し、医療連携の実態を学ぶ

子: 医師の“判断の根拠”を提供するのが自分たちの検査だったりして、責任の重さとやりがいをすごく感じる。

親: 目立たないけど、すごく重要な役割なのね。まさに“縁の下の力持ち”。


学生の雰囲気|冷静さと探究心、でもあたたかい空気も

  • 理系科目が得意で、コツコツ型の学生が多い
  • “黙々”というより、仲間と教え合いながら高め合う雰囲気
  • 実験・実習が多いため、自然と助け合いや工夫のコミュニケーションが生まれる
  • 医療職に就く意識が高く、プロ意識を持って学ぶ姿勢が浸透
  • 男女比はほぼ半々、明るく真面目で安心できる空気感

卒業後の進路|「命を支える現場」に飛び込む

● 主な就職先

  • 順天堂医院/大学附属病院/大手総合病院(聖路加、虎の門、慶応病院など)
  • 医療機器メーカー・製薬企業(技術職・開発・学術支援)
  • 臨床検査センター(血液・遺伝子・病理など)
  • 公的機関(保健所・衛生研究所など)
  • 大学院進学(医療工学・検査科学・バイオ医療研究など)

● 国家試験と資格支援

  • 臨床検査技師・臨床工学技士どちらも高い合格率を継続
  • 受験対策は過去問演習・模擬試験・直前講座・個別面談のフルサポート体制
  • 希望すれば就職先紹介・病院実習マッチング支援もあり

保護者の方へ|どんな子に向いている学部?

  • 「人の命を支える仕事をしたい」と思っているけれど、医師や看護師以外の道を考えている子
  • 理系が好きで、コツコツ正確な作業にやりがいを感じられるタイプ
  • 最新医療技術や装置に興味がある子
  • チームの一員として、冷静に医療に貢献したい子
  • 縁の下から人を支えることに喜びを感じられる子

子: 直接「ありがとう」と言われることは少ないけど、自分の仕事が患者さんの命を守ってるって思えるのが、誇りだよ。

親: 目立たなくても確かな役割。そういう仕事に自信を持って取り組めるって素敵ね。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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