「歯学部」って何を学ぶの?“命と生活の質”を守る専門家への道
親: 歯学部って、お医者さんとは違うんだよね?
子: うん、お医者さんは医学部で、歯科医師は歯学部で学ぶんだ。でもね、口の中って、実は全身の健康と密接につながっていて、「食べる」「話す」「表情をつくる」など、人の生活に欠かせない機能を担ってるんだよ。
親: なるほど、歯の治療って大事な医療行為なのね。
子: そう!愛知学院大学の歯学部では、歯や口腔だけじゃなくて、全身を視野に入れた医療人としての知識と技術を、6年間かけてじっくり学んでいくよ。
学びの流れは?6年間かけて“人を診る力”を育てるカリキュラム
子: 歯学部は6年制で、段階的に専門性を深めていくんだ。
1・2年次:一般教養+基礎医学(解剖・生理・生化学など)を中心に履修
3・4年次:歯科の専門知識・技術を本格的に学ぶ(保存修復、補綴、歯周病、矯正など)
5・6年次:臨床実習+卒業研究+歯科医師国家試験対策
子: 5年生からは実際の患者さんを診療する実習が始まって、現場での判断力や対応力を養うよ。
親: いきなり実習に出るんじゃなくて、段階的に準備が整うのは安心ね。
子: うん、実習に入る前に「OSCE(臨床能力試験)」や「CBT(知識評価試験)」もあって、基礎力がちゃんと確認されるよ。
国家試験に向けて万全のサポート!合格率も安定
子: 歯学部の最終目標は、もちろん「歯科医師国家試験の合格」だよ。
- CBT・OSCEなど全国統一試験の対策講座
- 国家試験対策専用の講義・演習・模試が充実
- 学生一人ひとりに教員がついて、弱点克服を支援
親: 試験の合格率ってどうなの?
子: 愛知学院大学は私立歯学部の中でも安定して高い合格率を出しているよ。近年は全国平均を上回る年もあるくらい。
親: 大学としてのサポート体制がしっかりしてるってことね。
子: そう、最後までしっかり面倒を見てくれるって、口コミでも評価されてるよ!
実習環境も充実!大学附属病院で本物の診療を経験できる
親: 実習ってどこでやるの?
子: 愛知学院大学には「歯学部附属病院」があるんだ。ここで指導医のもと、実際の患者さんと向き合いながら診療経験を積んでいくよ。
- 外来診療実習(患者応対、治療技術)
- 総合診療実習(チーム医療、医科歯科連携)
- 地域医療体験(高齢者施設や学校歯科健診など)
子: 最新の設備が整っていて、CAD/CAMやデジタル技術を使った治療法も学べるのが特徴なんだ。
親: 本当に現場そのものね!
子: うん、診療台や器具の扱い方、患者さんとのコミュニケーションの取り方まで、実践的に学べる環境が整ってるよ。
学生の雰囲気は?責任感があって、“人の健康”を大切にする仲間たち
親: 歯学部って、やっぱり真面目な子が多いの?
子: うん、勉強量も多いからコツコツ努力できる子が多いよ。でも、友達同士で教え合ったり、励まし合ったりする雰囲気もあって、すごく仲がいいって聞く!
- 人の役に立つ医療職に就きたい
- 困っている人の力になりたい
- コミュニケーションが好き
- 手先が器用 or 丁寧な作業が得意
親: 成績だけじゃなく、人柄も重視されそうね。
子: うん、歯科医師って“技術職”であると同時に“接客業”でもあるから、人と向き合う力が大事だよ。
卒業後の進路は?開業医から大学病院・公務員まで多彩!
主な進路先
- 開業医(家業を継ぐ or 将来的に開業を目指す)
- 歯科医師として病院・歯科クリニックに勤務
- 大学院に進学(研究・教育・高度専門医を目指す)
- 歯科保健行政(自治体・保健所)
- 歯科関連企業(医療機器・製薬・技術開発)
支援体制
- キャリアサポートセンターと連携した就職ガイダンス
- 開業支援セミナー、経営ノウハウの提供
- 卒業生ネットワークを活用した病院見学・実習機会の提供
親: 開業とか医院経営ってどうやって学ぶの?
子: 経営セミナーや卒業生の講演会もあるし、必要なら経営学部と連携した特別講座も受けられるんだって!
保護者の方へ〜どんな子におすすめ?
親: 愛知学院大学の歯学部、本当に実践的で手厚い学びがあるのね。
子: うん!この学部は、
- 歯科医師国家試験の合格を目指す6年一貫教育
- 基礎から臨床、医療人としてのマインドまで段階的に育てる
- 大学附属病院での実践的な診療経験
- 開業・勤務・研究・行政と幅広い進路選択が可能
- 仲間と支え合いながら成長できる環境
親: どんな子にぴったりだと思う?
子: 「医療の道で人の役に立ちたい」「細かい作業が得意」「人の健康を守る仕事がしたい」――
そんな**“責任感とやさしさを持った子”**にぴったりだよ!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
コメント