【親向け】同志社大学グローバル地域文化学部|東京出身の僕が“文化”と“自分”を見つめ直した4年間

グローバル地域文化学部

学びの内容:言語を超えて、文化の奥深さに触れた

「グローバル地域文化学部って、結局どういうことを学ぶところだったの?」

「一言で言うと、“文化の違いを深く理解して、共存の方法を考える”って感じ。語学はもちろんやけど、その国の歴史、思想、社会構造まで学んだよ。」

「語学だけじゃないのね?」

「うん、むしろ“語学は入り口”って感じ。僕はスペイン語圏専攻だったんだけど、移民問題とかジェンダー、ポピュラー音楽と政治みたいなテーマも扱った。」

「そんなに幅広いんだ。最初から興味あったの?」

「いや、正直、最初は“英語以外やってみたい”くらいのノリだった(笑)。でも、授業が面白くて、だんだん深掘りしたくなったんだよね。」


課外活動・ゼミ・資格:フィールドワークで出会ったリアル

「ゼミは何をやってたの?」

「“ラテンアメリカとポピュラーカルチャー”っていうゼミ。音楽やスポーツ、都市文化から社会問題を読み解くっていう、めっちゃ自由なゼミだった。」

「難しくなかった?」

「考え方の枠を広げるのが一番難しかった。でも、フィールドワークでペルー出身の移民の方に話を聞いたとき、“教科書にはない現実”を感じて、一気に視点が変わったよ。」

「語学の資格とかは?」

「スペイン語検定とTOEICは受けたよ。あと、通訳ボランティアもやってた。語学って、試験より“使えるかどうか”だと思う。」


キャンパスと休日の過ごし方:東京から来て、京都で落ち着いた

「東京から同志社に来たとき、正直どう思った?」

「最初は“京都、地味じゃね?”って思ってた(笑)。でも、だんだんこの落ち着いた雰囲気が心地よくなってきたんだよね。」

「休日は何してたの?」

「カフェ巡りとか、古本屋巡りとか。東京と違って、ガチャガチャしてないから、じっくり考える時間がとれるのがよかった。」


就職活動と進路:“異文化理解”を仕事にしたかった

「就活はどうだった?」

「最初は“学んだことをどう活かすか”でめっちゃ悩んだ。でも、“異文化理解”っていう軸を決めてからは早かったよ。」

「どんな業界に行ったの?」

「国際系の人材会社に決めた。外国人採用とか、社内の多文化マネジメントをサポートする仕事。語学も使えるし、文化の知識も活きる。」

「語学と文化が就職につながるって、いいね。」

「うん、なんとなく始めた学びが、ちゃんと“自分の言葉”になった感覚がある。」


学生の雰囲気:ちょっと個性的。でもそれがいい

「学部の学生って、どんな子が多かった?」

「正直、クセ強め(笑)。でも、全体的に“人の話をちゃんと聞く姿勢”がある子が多かった。違いを面白がれる空気感っていうか。」

「東京の大学とは違う雰囲気だった?」

「うん、同志社は“押しつけがましくない自由”があると思う。東京だと“成果主義”が強いけど、京都は“内省型”って感じ。自分を掘り下げる人が多かった。」

「面白いね。関西の大学だけど、どこか知的に落ち着いてるっていうか。」

「そうそう、それが同志社の魅力かも。」


一番の思い出:文化祭での“移民と食”のブース企画

「一番印象に残ってる出来事は?」

「文化祭で、ゼミ仲間と“移民と食文化”っていうブースを出したとき。料理を通して、その背景にある歴史や社会問題を伝えるって企画だったんだ。」

「楽しそう!盛り上がった?」

「めちゃくちゃ盛り上がった。食べたあとに“へえ、そんな背景あるんだ”って言ってくれる人が多くて、やってよかったなって思えた。」

「文化って、こうやって伝わるんやね。」

「うん。人の心に届くのは、いつだって理屈より“体験”やと思う。」


受験生の親へのメッセージ:“何かを知りたい”が原動力になる学部

「最後に、これからこの学部を目指す子の親御さんにメッセージをお願い。」

「もしお子さんが、“なんとなく海外に興味がある”とか“もっと世界を知りたい”って思ってるなら、この学部はぴったりだと思います。」

「語学が苦手でも大丈夫?」

「全然OK。大事なのは、“知りたい”って気持ち。同志社のこの学部は、その気持ちをちゃんと育ててくれる場所だと思います。」

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

参考

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