学びの内容:英語で話す“勇気”が、4年間で自信に変わった
親「グローバル・コミュニケーション学部って、英語を徹底的にやる学部なんでしょ?」
子「うん、1年生から授業はほぼ英語。最初はほんと緊張の連続だったよ…。引っ込み思案だったから、クラスで発言するのも怖かった。」
親「じゃあ、どうやって慣れていったの?」
子「先生たちがすごく優しくて。“間違えてもいい”って空気があったから、少しずつ“話してみよう”って気持ちになれたんだ。」
親「英語って、やっぱり“話せるようになる”?」
子「なるよ。というか、“話せるようにさせられる”って感じ(笑)。毎日英語で考えてるから、自然と頭が切り替わるようになる。」
課外活動・ゼミ・資格:留学が、私を少し強くしてくれた
親「留学制度があるって聞いたけど、行ったの?」
子「行ったよ!2年生のときにカナダに行ったよ。最初は本当に怖くて、空港で泣きそうだったけど…今では行ってよかったって心から思ってる。」
親「向こうではどんな勉強をしたの?」
子「現地の大学で、プレゼンテーションやディスカッション中心の授業。英語のスキルだけじゃなく、自分の意見を持つ大切さを学んだ。」
親「資格とかは取った?」
子「TOEFLとIELTSを受けたよ。点数だけじゃなく、“伝える力”を実感できたのが何よりの収穫だったかな。」
キャンパスと休日の過ごし方:静かに自分を整える時間があった
親「友達とはすぐ仲良くなれた?」
子「最初は人見知りしてたけど、グロコミは少人数だから自然と会話が生まれるの。気づいたら、一緒にランチする仲間ができてた。」
親「休日はどんな風に過ごしてたの?」
子「カフェで読書したり、英語の映画を字幕なしで観てみたり…。自分と向き合う時間がたくさんあったと思う。」
就職活動と進路:話すことが苦手だった私が、人と向き合う仕事へ
親「就活はスムーズにいった?」
子「ううん、最初は自己PRもうまく言えなくて…。でも、“英語で伝える力”を思い出して、自分のペースで話すことを意識するようにしたの。」
親「どんな業界に進んだの?」
子「外資系の旅行関連企業に決めた。お客さんとの英語でのやりとりもあるし、文化をつなぐ仕事がしたかったから。」
親「引っ込み思案だったのに、すごい成長だね。」
子「ありがとう。今でも緊張するけど、“伝えたい”って気持ちがあると、一歩踏み出せるようになった。」
学生の雰囲気:内向的でも、ちゃんと居場所がある学部
親「グローバル・コミュニケーション学部って、どんな学生が多いの?」
子「海外経験のある子もいれば、私みたいに英語が得意じゃなかった子もいる。でも、全体的に“他人を尊重できる”人が多かったと思う。」
親「派手な子ばかりなのかと思ってたけど?」
子「そうでもないよ。むしろ、静かに努力するタイプの子も多かった。個性を押しつけないから、自分らしくいられた。」
親「同志社らしさって感じるところあった?」
子「“品のある自由さ”っていうのかな。派手すぎず、でもしっかりとした芯がある学生が多い印象。」
一番の思い出:初めて自分の意見を発表した日
親「大学生活で一番印象に残ってることって何?」
子「1年の後期、英語の授業で“自分の意見を英語で発表する”って課題があったんだけど、クラスで手を挙げて話したことかな。」
親「それが、初めてだったの?」
子「うん、あのときのドキドキは忘れられない。でも、話し終わったあと、先生が“Good job”って言ってくれて…。それで“伝えていいんだ”って思えるようになったの。」
親「あんた、ほんとに変わったね。」
子「変わるって、自分に期待することから始まるんだなって思った。」
受験生の親へのメッセージ:“話すのが苦手”な子ほど、伸びる場所です
親「最後に、これからこの学部を目指す子の親御さんにメッセージをお願い。」
子「“うちの子、内気だから…”って思ってる親御さんこそ、この学部を信じてほしいです。」
親「それはどうして?」
子「無理やり変えられるんじゃなくて、自然と“話してみようかな”って思える環境があるんです。引っ込み思案な子ほど、大きく成長できる場所だと思います。」
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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