「観光まちづくり学部」って?“観光=まちの未来”をつくる学問
親: 観光って、旅行のことを学ぶだけなの?
子: それが全然違うんだ。國學院大學の観光まちづくり学部は、観光をきっかけに地域を元気にするための学問を学ぶ場所。たとえば、古い商店街を再生したり、地域資源を活かしたツアーを企画したり、行政や住民と一緒にまちの未来を考えたりするんだ。
親: 観光って、地域と深くつながってるのね。なんだか社会貢献にも近い印象ね。
子: そう!旅行業だけじゃなく、**「地域創生」や「持続可能な社会づくり」**の一端を担うのがこの学部の役割。だから、文系だけど“行動する力”や“巻き込む力”がすごく育つ学びなんだよ。
学部の特徴|「人が集まる仕組み」と「地域の未来」をデザインする学び
● 学問と実践の両立
- 観光学・まちづくり論・社会学・地域経済など、文系をベースにした多角的アプローチ
- 現地調査・フィールドワーク・ワークショップなど“現場重視”の学び
- 机の上で終わらない、「課題に対して動く」力を重視
● 地域とのリアルな連携が豊富
- 全国の自治体や地域団体と連携したプロジェクト授業を多数実施
- 伝統工芸、祭り、温泉地、農村集落など、多様な“地域の個性”に触れる
- SDGs・地域包括ケア・観光×福祉など、社会課題にも接続
● 企画力・発信力・調整力を磨く
- イベント企画・地域ツアー開発・PR戦略など、プロジェクト型授業が中心
- チームワークやリーダーシップ、住民・行政との協働スキルも育成
- 地域や観光地を“編集する目”と“伝える技術”を養う
学びのステップ|“知って・動いて・つなげる”4年間
● 1年次:観光とまちづくりの土台を知る
- 観光学入門/地域社会論/社会調査の基礎
- 「観光とは何か」「まちとは何か」を広く学びながら視野を広げる
- フィールドワークの基礎訓練として、地域散策や住民インタビューも体験
● 2年次:テーマごとの専門性を深める
- 地域資源論/観光マーケティング/都市計画基礎/観光政策論
- 国内外の観光地を比較しながら、“地域独自性”への理解を深める
- 実際のまちづくりプロジェクトに参加し、行政や企業と交流もスタート
● 3年次:ゼミ活動+プロジェクト実践
- ゼミに所属し、自分の関心分野(地域振興/観光教育/文化資源など)を探究
- 例)「秩父での神社観光プラン立案」「被災地観光の復興支援モデルづくり」
- インターンシップ(自治体・観光協会・まちづくり会社)でリアルな現場を経験
● 4年次:卒業研究とキャリア形成の総仕上げ
- 卒業論文 or 卒業プロジェクトとして、地域に提案を実施するケースも
- キャリア支援室・ゼミ教員の手厚い就職サポート
- 地域と人をつなげる“実践者”として羽ばたく準備を整える
現地密着の学びがすごい!|リアルな実践事例
- 【長野県・観光地活性化プロジェクト】…外国人観光客の導線調査&提言書提出
- 【千葉県・農村体験開発】…農家と連携して「民泊型農業体験」のモデルツアーを実施
- 【川越・歴史観光企画】…神社仏閣と商店街をつなぐ「回遊型マップ」作成・配布
- 【福島・災害復興観光の学び】…震災の記憶を伝える地域ツアーの改善に参画
学生の雰囲気|「地域が好き」「人と動くのが好き」なアクティブ派が多い
- 地元や地域貢献に興味がある学生が多く、“行動派”が集まりやすい
- フィールドワークやイベント企画が多いので、協調性と実行力が育つ
- プレゼンやディスカッションが活発で、前向きで明るい雰囲気
- 「まちの未来を変えたい」「人と人をつなぎたい」熱い思いを持つ学生が多い
就職・進路|“地域と人をつなぐ力”を活かせる進路が豊富!
● 主な進路分野
- 地方自治体・観光課・まちづくり推進室などの公務員
- 観光業(旅行会社・ホテル・DMO・観光協会)
- 地域商社・地域金融機関・中小企業支援団体など
- NPO法人・ソーシャルベンチャー・地域メディア運営会社
- 大学院進学(地域政策・観光学・都市計画など)
● 資格・サポート体制
- 国内旅行業務取扱管理者・観光英語検定などの対策講座
- 地域コーディネーター育成プログラム(独自のPBL型)
- 公務員試験対策講座+実務家OBによる模擬面接
- 学生主体の成果発表会で、プレゼン力・構想力も鍛えられる
保護者の方へ|こんなお子さんにおすすめです
- 人や地域の課題に向き合い、自分の手で関わりたい子
- 外に出て、リアルな現場で学ぶのが好きな子
- 将来、地域振興や観光業、行政など社会に役立つ仕事がしたい子
- 課題を見つけ、仲間と力を合わせて動くことにやりがいを感じる子
- 人の話を聞いたり、アイデアをまとめたり、伝えるのが得意な子
子: ただ「旅行を学ぶ」んじゃなくて、“人と地域の未来を一緒に考える”って感じかな。現地に行って、地域の人と一緒に動く中で、学びが“血の通ったもの”になっていくのがすごくいいよ。
親: 本や机の上だけでは得られない学びがあるのね。観光って、地域の命綱になってる部分もあるし、ここでの経験は社会にとっても価値があるものになる気がするわ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。




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